“圧倒的に好評”推理アドベンチャー続編『The Rise of the Golden Idol』11月12日発売へ。キーワードを抽出しパズルのように推理、バラバラな事件の背景にある陰謀を暴く


パブリッシャーのPlaystackは10月11日、推理アドベンチャーゲームThe Rise of the Golden Idolを11月12日に発売すると発表した。日本では時差の関係上、Steam版は11月13日の発売となる見込み。対応プラットフォームはPC(Steam)/PS5/PS4/Xbox/Nintendo Switch。ゲーム内は日本語表示に対応予定。

『The Rise of the Golden Idol』は「圧倒的好評」ステータスを獲得した推理アドベンチャー『The Case of the Golden Idol』の続編だ。開発は両作ともにColor Gray Gamesが手掛けている。

本作はポイント&クリック形式の推理アドベンチャーゲーム。架空の1970年代の世界を舞台に、謎に満ちた不可解な事件をめぐる群像劇が描かれる。事件のカギとなるのは、超自然的な能力を持つ古代文明の遺産Golden Idol(黄金の像)。伝説上では世界を作り替えるほどの力を持つとされるものの、物語開始時点ではその伝説は忘れ去られつつあるという。

プレイにおける各ステージはポイント&クリック形式で進行し、それぞれの事件の一場面が表示される。ステージ開始時点ではそこに映っている人物が誰なのか、どうしてそのような事態に至ったのかも不明の状態となっている。そこでプレイヤーは、落ちている物や人物の発言などといった断片的な情報から特定のキーワードを抽出。キーワードは人物名、名詞、動詞などといった属性で分類分けされて集められていく。

 


そして事件の概要を手がかりや画面上の状況などから推理し、集めたキーワードを穴埋め形式のパズルのように埋めていくことで、事件の概要を明らかにすることになる。バラバラに起こったように見える各事件には、なんらかの形で繋がりが存在している。推理を進めることで物語の背後にある真実を暴いていくのだ。本作には15のステージが収録予定とのこと。

本作は2022年10月13日に発売された『The Case of the Golden Idol』の続編となる。前作はSteamユーザーレビューで約6300件中98%が好評とする「圧倒的に好評」ステータスを獲得するなど、高い評価を得ている作品だ。手がかりを元に少しずつ真相を突き止めていくといった推理体験の質の高さや、プレイヤー自身の手で解き明かすことになる壮大な陰謀を描いたストーリーが好評を博した。15世紀を主な舞台とした本編には12のステージが収録されている。さらに黄金像の謎に迫る、追加ステージを収録したDLC、『Golden Idol Mysteries: The Spider of Lanka』『Golden Idol Mysteries: The Lemurian Vampire』も発売されている。


なお、10月11日には前作『The Case of the Golden Idol』にもアップデートが実施されている。アップデートではUIを刷新し、新たなヒントシステムを搭載しより遊びやすく改良されたReduxバージョンが追加されたほか、公式に日本語にも対応されている。従来のバージョンとReduxバージョンは起動時のオプションで任意で選択可能となっている。続編の発売を前に、黄金像の伝説のはじまりとなった謎に挑んでみるのもよいかもしれない。

『The Rise of the Golden Idol』は日本時間11月13日に発売予定。対応プラットフォームはPC(Steam)/PS5/PS4/Xbox/Nintendo Switch。Steamストアページでは本作のデモ版が公開されている。