『リバース:1999』Steam版10月9日配信へ。ストーリーなどで高評価集める、世紀末タイムリバースRPG
中国のゲーム開発会社BLUEPOCHは10月2日、『リバース:1999』Steam版を10月9日にリリースすると告知した。ストアページによると、Steam版も日本語字幕および音声に対応。Steamのニュースでは「メインストーリー1.0シリーズの最終章『孤独の歌』が上映」とされており、国内向けに配信中のものに近いバージョンとなるようだ。
『リバース:1999』はBLUEPOCHより配信中の、世紀末タイムリバースRPGである。本作の舞台では、世紀の終わりに「ストーム」が訪れ、新たな旧時代へと巻き戻る。ただ一人を除いて、全員がストームに侵食されて行方不明となっていた。
主人公のヴェルティは、ストームの影響を受けない存在だ。本作でヴェルティは、神秘学家を収容する聖パブロフ財団から、タイムキーパー(時を司る者)に任命される。彼女はストームによって変化する時代を行き来し、助手と共に神秘学家(アルカニスト)の仲間たちを見つけ、ストームから脱出することとなる。神秘術を扱う人間とは異なる種族・神秘学家たちや、ストームとなにか関わりのある「マヌス・ヴェンデッタ」なる団体なども登場。ヴェルティは止めどなく遡る時代を旅する中、終焉をもたらすストームの謎を探っていく。
戦闘では、カードによって行動を選ぶターン制のバトルが展開される。バトルの要素としては、同種のスペルが隣り合うと、カードが融合して強化される。スペル使用などによってゲージが溜まると、次のターンにアルティメットが生成される点も特徴だろう。システム面では、いわゆるガチャシステムを搭載。また公式の紹介文では、映画のように重厚なストーリーや、時代をリアルに描く芸術的でレトロなビジュアル、豪華声優陣による個性的なキャラクターなどが、プレイヤーをノスタルジックな世界へ誘うと謳われている。
本作の日本向けサービスは、2023年10月26日にiOS/Android/PC向けとして基本プレイ無料で開始された。Google Playの紹介文によれば、全世界ダウンロード数は1000万を突破。SNSや各アプリストアのレビューなどによれば、国内プレイヤーからは読み応えのあるストーリーやダイナミックな演出、キャラクターなどから評価を得てきた。また本作では、9月19日よりVer.1.9「孤独の歌」が配信中。10月26日に1周年を迎えるためか、10月31日までの期間周年限定召喚もおこなわれている。
そんな本作が、10月9日よりSteamからもプレイ可能になるようだ。Steam版の詳細は不明であるものの、Steam内のニュースでは「メインストーリー1.0シリーズの最終章『孤独の歌』が上映」「周年限定キャラ「ルーシー」と星6キャラ「カカニア」が期間限定で登場」などと紹介されている。日本を含むグローバル版に近いバージョンが配信されるのだろう。また9月19日のSteamストアページ公開時には、紹介文などは英語になっていたが、記事執筆時点ではストアページも日本語化されている。
『リバース:1999』Steam版は、10月9日配信開始予定だ。また『リバース:1999』は基本プレイ無料で、iOS/Android/PC向けに配信中だ。