ガラクタ修繕お店番ゲーム『Trash Goblin』Steamにて11月7日早期アクセス配信へ。ガラクタを掘って磨いてくっつけて、実用品や変なオブジェを作って売りつける


デベロッパーのSpilt Milk Studiosは9月30日、『Trash Goblin』の早期アクセス配信を11月6日に開始すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。ストアページの表記によると、日本での配信は時差の関係で11月7日になるようだ。

『Trash Goblin』はガラクタ屋経営シミュレーションゲームだ。主人公は、とある雑貨屋で働くゴブリンである。店主がしばらく用事で店を空けるなか、プレイヤーは店番としてお店を運営。ガラクタを磨きつつ、訪れる客に商品を販売していく。


お店には定期的に、ガラクタが詰まった袋が届けられる。プレイヤーはブロック状の土を削ったり、スポンジで汚れを落としたりといったミニゲームをこなして、ガラクタを商品としていく。お店にときどきやってくる客たちはそれぞれ要望をもっており、適したアイテムを見せることで販売することが可能。ガラクタの手入れをしながら、客が訪れるのをゆっくり待つことになる。

ガラクタのなかにはポットやランタンなどそのまま売れる物もあるが、なにかの取っ手やフタなど、単独では商品にならないような物も存在。本作ではそうしたガラクタ同士をくっつけ、新たな商品を作ることができる。たとえば別々に掘り出したダガーの刃と柄をくっつけて、一本のダガーとすることもできるほか、フライパンの上に人形などを乗せ、奇妙なオブジェを作ることも可能。いろいろなアイテムを作成し、客の要望に応えつつできるだけ高値で売りつけていくのだ。

お金が貯まればガラクタ掘りの道具をアップグレードしたり、新たなツールを購入することが可能。新たな道具を手に入れればさらによいガラクタを掘り出せるようになり、売り上げも上がっていくという。そのほか、お店をデコレーションすることもできるそうだ。そうしてガラクタをいじりつつお店を自由に飾り、気ままに店番ライフを楽しむことになるようだ。


本作は早期アクセスとして配信予定。正式リリースは2025年中を予定しているという。早期アクセス開始時点では、50種類のガラクタおよび180種類の組み合わせで誕生する商品、3種類のミニゲームなどが用意。エンドレスでのゲームプレイが楽しめるとのことである。

なお本作はSteamストアページの表記では日本語を含む多言語へ対応となっているが、完全なローカライズは正式リリース時におこなわれる予定だという。具体的な計画はまだ未定とのことで、早期アクセス開始時点ではまだ日本語表示が実装されていない可能性もあるようだ。


本作を手がけるSpilt Milk Studiosはイギリス・ロンドンに拠点を置くゲームスタジオだ。過去にはパズルゲーム『Picture Everything: Puzzle Cross Galaxy』やマルチ対応アクション『Tango Fiesta』、農業シム『A Verdant Hue』などを制作。さまざまなジャンルを手がけてきている同スタジオの新作として、ガラクタ屋を運営する本作『Trash Goblin』が打ち出されるかたちとなる。

『Trash Goblin』はPC(Steam)向けに、11月7日に早期アクセス配信予定だ。