悪魔くノ一ソウルライク『BANSHEE: Demon Girl』発表、Steamにて来年9月早期アクセス配信へ。“音楽”で攻撃のタイミングがわかる和風ステルス剣戟アクション
デベロッパーのFalse Prophetは9月26日、『BANSHEE: Demon Girl』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。本作は2025年9月に早期アクセスを開始する予定だ。
『BANSHEE: Demon Girl』はソウルライクゲームにインスパイアされた、一人用のステルス・アクションゲームだ。舞台となるのは1500年代後半の戦国時代。極秘任務を帯びたひとりのくノ一が、芸者に扮してヨーロッパに潜入。そこで裏切りにあい、無惨な死を遂げてしまう。しかしながらくノ一は悪魔となって甦り、敵を切り伏せて復讐を果たすこととなる。
ゲームプレイにおいては、ガードしている敵を切りつけることで姿勢を崩す要素などがあるようだ。トレイラーではほかにも、壁をよじ登ったり、鉤縄を使って対岸に飛び移ったりするアクションも存在。剣戟アクションだけでなく、敵に見つからないよう身を隠して進んだりすることもあるのだろう。
また作中におけるBGMなどには「Dance of Death 音楽システム」なるシステムが採用されているようだ。同システムはUnreal Engine 5の機能であるQuartzなどを活用し、敵AIの動きなどのアクションと、音楽のリズムが同期するのだという。このことにより、映画のような臨場感が体験できるのだそうだ。また攻撃のタイミングが音楽でわかるようになるとのことで、ゲームに慣れてきたら「目隠しプレイ」なども楽しめるかもしれない。
False Prophetはポーランド・ワルシャワを拠点とするゲーム開発スタジオだ。2019年に設立され、現在は25人在籍している。スタッフはベテラン開発者だといい、『Shadow Warrior 3』『Sniper Ghost Warrior Contracts』『The Medium』といったタイトルの開発にも関わった経験があるという。2023年には戦略RPG『BEAST: False Prophet』を早期アクセス配信開始し、一定の評価を獲得している。
『BANSHEE: Demon Girl』は、そんな開発者チームが、『SEKIRO』『天誅』『紅忍』などに影響を受けて制作しているとのこと。ベテラン開発者チームが、新たなジャンルとして、ソウルライクアクションを手がけるかたちだ。
なおFalse Prophetは「東京ゲームショウ 2024」にもブース出展しており、ホール10-W01にて試遊も可能となっている。気になった人は、東京ゲームショウにて実際に触ってみるのもいいだろう。
『BANSHEE: Demon Girl』はPC(Steam)向けにリリース予定だ。