人狼ADVゲーム『Depth Loop(仮題)』発表。『428』『文アル』など手がけたイシイジロウ氏を迎え、“深海実験施設の人狼”人気舞台をゲーム化
ケムコは9月26日、『Depth Loop(仮題)』を発表した。対応プラットフォームや発売日、価格などは現時点では未定。
本作は、「人狼 ザ・ライブプレイングシアター」(以下、人狼TLPT)作品「DEPTH」を題材とした、ビジュアルノベルアドベンチャーだ。人狼TLPTとは、舞台作品であり、ステージに上った13人が演技も交えつつ物語をアドリブで紡いでいくライブ・エンターテインメントとなっている。
人狼TLPTでは出演者はいわゆる『人狼』のルールに則ってライブを進める。脚本はオープニング以外存在せず、6種類13枚のカードで決められた役割に従い、人間と人狼の戦いを進める。13人の中には人狼が3匹紛れ込んでおり、観客は出演者のうち人狼が誰かというのを探す体験も可能だ。
『Depth Loop(仮題)』では、そんな人狼TLPTの中でも人気シリーズである「DEPTH」が題材に選ばれている。「DEPTH」は閉鎖された深海実験施設が舞台となっている。施設では人魚や人狼を研究していたのだが、そこで3匹の人狼が脱走し、スタッフの中に紛れ込んでしまう。13人は生き残るために議論を始めることとなる。
『Depth Loop(仮題)』の開発にあたっては、『428〜封鎖された渋谷で〜』や『文豪とアルケミスト』などを手がけたイシイジロウ氏を迎えている。ゲーム内容などについて詳細はまだ明かされていないものの、人狼との戦い(人狼ゲーム)を実体験しているかの様に感じられるゲームを目指すとのことで、手に汗握る舌戦や推理などが楽しめるのかもしれない。今後は、おそらく公式Xアカウントや公式サイトにて情報が公開されていくのだろう。続報についても期待したいところだ。
『Depth Loop(仮題)』は開発中。対応プラットフォームや発売日は現時点で未定だ。