高自由度・ハクスラアクションRPG『クラシックダンジョンX3』正式発表、2月27日発売へ。豊富なカスタム要素などはそのままに、正統進化したシリーズ最新作

日本一ソフトウェアは9月25日、『クラシックダンジョンX3』を2025年2月27日に発売すると発表した。あらゆる要素が3倍以上にパワーアップしたという、「クラシックダンジョン」シリーズ新作となるドット絵アクションRPGである。

日本一ソフトウェアは9月25日、『クラシックダンジョンX3』を2025年2月27日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPlayStation 4/PlayStation 5/Nintendo Switchで、通常価格は税込7920円となっている。日本一ソフトウェアは9月11日に、Xが3つ並んだ謎のティザーサイトを公開していたが、本作の発表へ向けたプロモーションだったわけだ。

『クラシックダンジョンX3』は、あらゆる要素が3倍以上にパワーアップしたという、「クラシックダンジョン」シリーズ新作となるドット絵アクションRPGである。「クラシックダンジョン」シリーズは、2010年に発売されたPSP用ソフト『クラシックダンジョン ~扶翼の魔装陣~』に端を発する作品群だ。マノアカズへ誘われたキャラクターが、ダンジョンを探索しながら強く成長していく、ハックアンドスラッシュが繰り広げられてきた。

 


本作の舞台となるマノアカズは、選ばれしワルだけが入れるという、いにしえより存在するはこにわ世界だ。同世界はさまざまな世界やダンジョン、時代につながっている。そんなマノアカズに、新たなワルが誘われようとしていた。本作でプレイヤーは、新たにマノアカズへやってきた数多のワルの1人として、世界平和のためのデスゲームへ挑む。プレイヤーはデスゲームに勝ち残るため、謎のダンジョンを探索。最強のワルを目指し、己を鍛えてアイテムを集める、ダンジョンでのハクスラが繰り広げられる。


マノアカズでのダンジョン探索は、アクションRPGとして展開される。本作のダンジョンでは、リアルタイムに攻撃をしかけてくるモンスターを、攻撃/魔法/ジャンプ/飛行など多彩なアクションによって倒していく。魔法障壁によるダメージ無効化や、炎に飛び込んで氷属性モンスターへ大ダメージを与えるといった戦法も可能。スライディングで避けられる赤外線や、敵を利用して破壊できる壁など、アクションを活用する地形も待ち構えている。

またダンジョンでは、さまざまな装備品が入手できる。つるぎやどんきなど大まかに6種類の装備品は、それぞれ異なる攻撃範囲やアクションを所持。同じ装備品であっても、品質の違うものや、特殊効果つきのものなども存在する。本作ではアクションによってダンジョンを探索し、装備品の入手などによって強く成長していくわけだ。

 


シリーズの特徴的なパーティー編成システム「魔装陣」は、本作にも搭載されている。魔装陣は、陣の中央に配置した操作キャラクターを、まわりに配置した仲間が支援することで、操作キャラクターをパワーアップさせられる仕組みだ。本作の魔装陣は200種類以上存在し、大きさは過去シリーズ最大の4倍以上。16人パーティーが組める魔装陣や、新規効果のマスも多数追加されており、強化が幅広くなっているそうだ。

要素としては、キャラクターや武器/防具の見た目を作成する機能や、本編ストーリーとは別の100階層ランダムダンジョンが存在。職業は戦士や魔術師など10種類用意されており、選んだ職業によって覚える魔装陣やステータスなどが変化する。


また新規要素としては、本作では魔法の地図を使ってダンジョンを生成できる機能が追加された。「魔法の地図」は、同じく新機能である「通信」によって共有できる。通信では自分がカスタマイズした街マップの公開が可能であり、街マップに魔法の地図を配置しておくと共有できるわけだ。通信機能には、マップを作成しない人向けに、「おまかせモード」も用意されているとのこと。シリーズの特徴を継承しつつ、新規要素も加えてパワーアップしたシリーズ新作となるのだろう。


クラシックダンジョンX3』はPS4/PS5/Nintendo Switch向けに、税込7920円で2月27日発売予定だ。なおNintendo Switch版ではおえかきやマップエディットなど、一部機能はタッチ操作に対応しているそうだ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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