不穏ガーデニングホラー『Grunn』Steam/itch.ioで10月5日配信へ。“死の危険”ただよう庭をお手入れ、生きのびつつ期限までに仕事をこなす
デベロッパーのSokpop Collectiveは9月20日、『Grunn』を10月4日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/itch.io)。Steamストアページの表記によると、日本での配信は時差の関係で10月5日になるようだ。またゲーム内は日本語表示に対応予定。
『Grunn』はガーデニング・ホラーゲームだ。舞台となるのは、オランダ北部の田舎の村である。主人公は庭師として雇われ、とある屋敷を訪れる。しかし屋敷には人がおらず、家の中に立ち入ってはならない、月曜日までに庭をきれいにしておくようにと書かれたメモが残されていた。どことなく不気味な気配が漂うなか、プレイヤーは庭を手入れしていくことになる。
ゲームプレイでは、放置されていたとおぼしき庭をきれいにしていくことになる。落ちているゴミを拾ったり、背の高い草を刈りこんだりして整えていく。また花に水をあげたりモグラの掘った穴を処理したりする必要もあるが、ジョウロなど必要な道具が見当たらなくなっている。庭には前任の庭師と思われる人物によるメモ書きが残されており、どうやら道具をどこかに置き忘れてきている模様。庭のあちこちには鍵がかけられているため、謎解きなどをこなしつつ辺りを探索していく。
主人公以外に人のいないはずの屋敷ではあるが、突然勝手にドアが閉じたりするなど、周囲にはなにものかの気配が存在している。また残されているメモ書きによると、夜になったら絶対に外を出歩いてはいけないという。そのほかトレイラー映像では、「死なないようにしろ(TRY NOT TO DIE)」なる文言が存在。全体として、不穏な空気が漂っている。本作はマルチエンディングになっているとのことで、バッドエンドを乗り越えつつ、奇妙な屋敷の謎に迫っていくことになるのかもしれない。
本作を手がけるSokpop Collectiveは、オランダ・ユトレヒトを拠点とするゲームスタジオだ。多作なことで知られており、これまでにさまざまなジャンルの作品を100本以上リリースしている。作品の評価はおおむね高く、なかでも村運営カードゲーム『Stacklands』はSteamユーザーレビューにて、本稿執筆時点で約2万3500件中96%が好評とする「圧倒的に好評」ステータスを獲得するなど人気を博している。開発経験豊富な同スタジオより、今回は不穏な雰囲気がただよう本作『Grunn』が打ち出されるかたちである。
『Grunn』はPC(Steam/itch.io)向けに、10月5日配信予定だ。Steamストアページの表記によると、ゲーム内は日本語表示に対応予定。