『ドラゴンズドグマ 2』新大型アプデで「カジュアルモード」実装。竜憑き末期の“大惨事”なし、ダッシュスタミナ消費緩和などお手軽にも遊べるように


カプコンは9月17日、『ドラゴンズドグマ 2』に向けて最新アップデートを配信開始した。本アップデートでは「カジュアルモード」が実装されたほか、新装備の追加や各種ジョブのバランス調整、街中などのフレームレート改善がほどこされている。

『ドラゴンズドグマ 2』は、オープンワールドアクションゲーム『ドラゴンズドグマ』シリーズの最新作だ。PS5/Xbox Series X|S/PC(Steam)向けに、3月にリリースされた。舞台となるのは人の王国ヴェルムントと獣人の国バタルが存在するファンタジー世界。プレイヤーは竜に心臓を奪われた覚者として、世界を冒険。竜を討ち、玉座へと昇る者の物語が描かれる。本作においても味方NPC「ポーン」を連れ歩くシステムやジョブの違いによる多彩なアクションは健在だ。

今回配信されたアップデートでは、大きな調整として「カジュアルモード」が追加。カジュアルモードでは宿屋の宿泊代やファストトラベルアイテムである「刹那の飛石」の価格の引き下げが行われるほか、所持重量やスタミナ消費量も緩和される。そして戦闘不能後、“直前から再開する”でのリスタート時にロスゲージが増加しなくなるほか、本作におけるポーンが感染する特殊な状態「竜憑き」の症状が末期になって“大いなる災い”イベントが発生せずに完治するようになっている。戦闘バランスなどはそのままであるものの、より快適に遊びやすくなっているようだ。

これによって、本作の従来のモードは「ノーマルモード」となる。そしてノーマルモードからカジュアルモードへの変更はいつでも可能とのこと。しかしカジュアルモードからノーマルモードへの変更はエンディングを迎えるまで不可能。またノーマルモードでのみ取得できるトロフィー・実績が一部存在するという。

そのほかにも、ポーンやNPC、クエストなどの各種不具合が修正。覚者およびポーンへの新モーションの実装に加えて、新たな戻りの礎の設置や、竜識者とのアイテム交換リストに新たなアイテムも追加されている。CPU負荷の改善も引き続き行われており、街中などNPCが多数登場する場面においてフレームレートの改善が見込めるとのこと。また各種ジョブの性能調整も実施。対象のジョブは複数にわたり、全般的に各スキルの攻撃力が上方修正を受けているかたちのようだ。調整内容については公式パッチノートを確認されたい。

さまざまな調整・修正が実施された『ドラゴンズドグマ 2』。カジュアルモードの実装により、より快適に冒険したいプレイヤー向けの選択肢が追加されたわけだ。また各種ジョブの調整やファストトラベルポイントの追加など、カジュアルモードをプレイしないユーザー向けにも遊びやすい調整が行われたかたち。アップデート後の本作にて、改めて冒険に繰り出してみるのもいいだろう。

ドラゴンズドグマ 2』はPS5/Xbox Series X|S/PC(Steam)向けに発売中。