退廃美メトロイドヴァニアARPG『エンダーマグノリア: ブルームインザミスト』PC/コンソール向けに1月23日正式リリースへ。「圧倒的に好評」な、残酷美麗世界の旅路

Binary Haze Interactiveは9月10日、『エンダーマグノリア: ブルームインザミスト』を1月23日に正式リリースすると発表した。本作はSteam早期アクセス時点で「圧倒的に好評」の評価ステータスを獲得している、メトロイドヴァニアアクションRPGだ。

Binary Haze Interactiveは9月10日、『エンダーマグノリア: ブルームインザミスト』の製品版発売日が1月23日に決定したことを発表した。発売されるプラットフォームはPC(Steam)/Nintendo Switch/PS4/PS5/Xbox Series X/S。現在早期アクセス版が配信されているPC(Steam)版は正式リリース版にアップデートされるかたちとなる。


『エンダーマグノリア: ブルームインザミスト』は、暴走する人工生命体「ホムンクルス」によって滅びゆく終末世界を舞台にした探索型アクションRPGだ。全世界150万本の売上を達成した前作『ENDER LILIES: Quietus of the Knights』の続編にあたり、前作の数十年後の物語が描かれる。

地下に眠る魔力資源によって栄えた魔法大国「煙の国」。発展の末に生み出された人工生命体「ホムンクルス」は輝かしい未来をもたらすはずだったが、地下から吹き上がる穢れた煙によって暴走し、怪物へと変貌してしまう。本作の主人公である調律師・ライラックは、人工生命「ホムンクルス」を救済する力を持つ人物だ。ライラックは暴走したホムンクルスたちを鎮めて契りを結び、彼らとともに広大な煙の国での旅路を歩んでいく。


ライラック自身は戦う力を持たず、仲間にしたホムンクルスたちが攻撃をしてくれる。ホムンクルスたちのスキルは30種類にものぼり、それらを組み合わせることで、自分のお気に入りのバトルスタイルで探索を進めることができる。前作に引き続き退廃的な雰囲気の2Dアートと、音楽集団「Mili」によって紡がれるBGMは本作でも健在。儚くも幻想的な雰囲気で、前作ファンの期待に応える作品に仕上がっている。

本作は今年3月25日よりSteamにて早期アクセス版が配信されており、本稿執筆時点での評価は約3700件中95%が好評とする「圧倒的に好評」ステータス。「非常に好評」を獲得している前作『ENDER LILIES: Quietus of the Knights』と比較して、探索しやすいマップやスキル周りのシステムの変化などから遊びやすくパワーアップしている点などが評価されているようだ。また前作の持ち味であった退廃的な世界観が受け継がれている点や、音楽面でも引き続き高い評価を受けている。早期アクセス時点で高評価な本作が、正式リリースされコンソール向けにもプラットフォームを拡大するかたちだ。

エンダーマグノリア: ブルームインザミスト』はPC(Steam)/Nintendo Switch/PS4/PS5/Xbox Series X/S向けに、1月23日発売予定だ。Steamでは現在、早期アクセス版が配信中である。

Aki Nogishi
Aki Nogishi

ポストアポカリプスとドット絵に心惹かれます。AUTOMATONではFF14をメインに担当します。

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