高難度音ゲー『ポリリリリズム』Steam版発表、年内に発売へ。SNSで人気の「難しすぎるリズムゲーム」、さらなる高難度を引っ提げ製品版として登場

Annulusは8月29日、『ポリリリリズム』PC(Steam)版を発表した。ポリリズムをモチーフとした高難度リズムゲームだ。

パブリッシャーのAnnulusは8月29日、ナマリカルテが手がける『ポリリリリズム』PC(Steam)版を発表した。2024年内に配信予定で、価格は250円を予定。ゲーム内は日本語表示に対応する。本作は今年4月に無料公開されSNSなどで話題を呼んだ、『ポリリリリズム』の製品版となる。

『ポリリリリズム』はポリリズムをモチーフとしたリズムゲームだ。ポリリズムとは、複数の異なるリズムを同時に鳴らす音楽の技法である。本作『ポリリリリズム』では、2拍子や3拍子など異なる拍子を、ひとりで同時に演奏することになる。正しく拍を叩くことができればゲージが上昇していくが、リズムを誤るとゲージが減少。ゲージがゼロになるとゲームオーバーとなる。リズムが徐々に複雑になっていくなかで、長く小節を演奏してハイスコアを残すことを目指す。

本作の無料版は今年4月にunityroom/itch.ioにて公開。複数の異なるリズムを同時に刻み続けることが求められるという、ユニークかつ高難度のゲームプレイがSNSなどで話題を呼んだ。unityroomの本作公開ページの閲覧数は、本稿執筆時点で約27万件を記録。本作開発者のなまり氏がXアカウントにて、想定の100倍の数のプレイヤーが集まっているとして驚きを示すなど、人気を集めた作品である(関連記事)。


今回、そんな『ポリリリリズム』の製品版がSteam向けに発表された。現在Steamストアページでは無料版とは異なる仕様のデモ版が配信されており、無料版からエフェクトやグラフィックの変更や、コンボ機能の追加などがおこなわれている。製品版はデモ版をベースとし、既存モードの新難易度などが登場予定。新たな体験がたくさん用意されるとのことだ。またなまり氏のXポストによると、本作の実績のなかには作者には不可能なものが何個もあり、達成率が0%になるかもしれないとしている。相当難しい実績が用意されるようである。

ちなみに現在unityroomで公開されている無料版については、ゲームが正式リリースされるまでは現在のまま公開が継続される予定とのこと。製品版の正式リリース後は、Steamで公開中のデモ版と差し替えられる予定だという。本作に興味のある方はデモ版や無料版を遊んでポリリズムの練習をしつつ、製品版で登場するという新難易度に備えておくとよいかもしれない。

『ポリリリリズム』はPC(Steam)向けに、2024年内に配信予定だ。価格は250円となる予定で、ゲーム内は日本語表示に対応する。また無料版はPC(unityroom/itch.io)/iOS/Android向けに配信中だ。

Akihiro Sakurai
Akihiro Sakurai

気になったゲームは色々遊びますが、放っておくと延々とストラテジーゲームをやっています。でも一番好きなのはテンポの速い3Dアクションです

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