猫が壊したもの修復ゲーム『Mizi NO!』Steamで無料配信され好評スタート。散らばった破片を組み合わせて元通りに、遊びやすい配慮と“猫要素”いろいろパズルゲーム

DU&Iは8月23日、『Mizi NO!』を無料で配信開始した。猫が壊した物を修復する、手描き2Dグラフィックのパズルゲームだ。

デベロッパーのDU&Iは8月23日、『Mizi NO!』を配信開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、価格は無料。日本語表示にも対応している。

本作は、手描き2Dグラフィックのパズルゲームだ。本作にてプレイヤーは、猫が落として壊してしまった陶器などの器を修復することになる。器の破片をうまく組み合わせて、元の形に戻すのだ。


各パズルは、猫がしたり顔で器を落っことすシーンからスタート。見るも無残に砕け散った器の破片はさまざまな向きで散らばっており、元の形に戻すのはなかなか困難。とはいえ器はそれぞれ個性的なデザインになっており、破片の模様や形を頼りに修復を進めていくことができるだろう。

本作には複数のヒント機能が用意。器のもとの形を見たり、あるいはシルエットとして表示したり、破片をすべて正しい向きに揃えたりといった機能が用意されている。またテーマにちなんでか、パズル中には猫がほんのりとお邪魔をしてくる演出も存在。画面にしっぽが映り込んだり足跡がついたりと、器を壊した張本人の気配を感じられる演出だ。なお実際に妨害されるわけではないものの、オプションにてオフにすることも可能となっている。


本作は8月23日に配信開始され、本稿執筆時点のSteamユーザーレビューで87件中100%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。可愛らしいアートスタイルや、パズルゲームとして遊びやすく配慮されたシステムなどが好評を受けている。猫が物を壊しがちというテーマや、猫がかまってほしいのかお邪魔してくるといった、“猫あるある”が散りばめられているところも評価されているようだ。

本作を手がけるのはドイツ・ミュンヘンに拠点を置くDU&I。Simone Mändl氏とJosef Att氏によるスタジオだ。過去には猫をテーマとするパズルゲーム『Cats Organized Neatly』や犬をテーマとするパズルゲーム『Dogs Organized Neatly』など、動物がテーマの作品をさまざまリリース。小さなリラックス空間を表示したり、タイマー機能でタスク集中を補助したりするツール『Virtual Cottage』といった作品も手がけてきた。それぞれアートスタイルや細やかな演出などから高評価を獲得しており、本作『Mizi NO!』でもスタジオの持ち味が発揮されたかたちだ。


なお本作は本編(Base Game)が無料で配信されており、全15種類のパズルを収録。また3種類のDLCが配信されており、それぞれ20種類ずつのパズルが用意されている。本編の雰囲気を気に入った方は、DLCでさらなる猫の暴虐を味わってみるのもいいだろう。DLCはそれぞれリリース記念セールとして9月6日まで定価235円の10%オフとなる211円で販売中。また3種類のDLCはバンドル販売もされており、9月6日まで定価705円の19%オフとなる570円で販売中だ。

『Mizi NO!』はPC(Steam)向けに無料配信中。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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