オープンワールド戦国サバイバル『Sengoku Dynasty』“生き甲斐”アプデで「ソウルライク」な戦闘システム実装。敵の体勢を崩したり、パリィを決めて反撃したり
パブリッシャーのToplitz Productionsは8月23日、『Sengoku Dynasty』向けに「生き甲斐(Ikigai)」アップデートを配信した。同アップデートでは、戦闘面が「ソウルライク」に刷新された。そのほかさまざまな要素が追加されている。
『Sengoku Dynasty』は、戦国時代の日本を舞台にしたオープンワールド・サバイバルゲームだ。対応プラットフォームはPC(Steam)で、ゲーム内は日本語表示に対応。プレイヤーは戦から逃れてきた難民となり、侍のいない「平民の持ちたる国」で新たな集落を築く。自然溢れる環境にて木材や鉱石などの資源収集をおこない、道具や建物、武器などをクラフト。生産施設や家を建てて村人を集め、住民たちに仕事を割り当てて資源を収集して集落を発展させていくのだ。ゲーム内はソロプレイおよび最大4人でのオンライン協力プレイに対応。
本作は2023年8月10日に早期アクセス配信が開始。リリース当初はバランス調整が不十分な点や最適な不足などが課題点として指摘されていたものの、度重なる修正やアップデートがおこなわれていた。
加えて、大型アップデートなどの機会にはコンテンツも順次追加。ゲームプレイの改善のほか、コンテンツ充実が図られたためか、当初「賛否両論」にてスタートしていたSteamユーザーレビューも、現在では約3300件中72%が好評とする「やや好評」ステータスと改善している。
そんな本作に向けて、8月23日に「生き甲斐」アップデートが配信された。アップデートでは戦闘システムが刷新。「ソウルライク」なシステムへとリニューアルされたという。刷新された戦闘は槍、刀、短刀を使って人間の敵と戦うときに適用される。新たな戦闘ではコンボとして繋げられる素早い攻撃や、重く強力な攻撃などが組み込まれている。そうした攻撃を使い分け、スタミナを管理しつつ相手の体勢を崩して戦うことになる。
また敵AIの動きも刷新されたとのこと。今後は攻撃を避けるためプレイヤーの周囲に散らばるようになる。そして敵はよりさまざまな強さに分かれ、特に強力な相手に対しては、パリィなども大事になってくるという。完璧なタイミングでのパリィを成功させれば敵のコンボを止められる。「ソウルライク」的戦闘への刷新により、息を呑むような攻防が楽しめるだろう。
なお「生き甲斐」アップデートでは、新たなパークツリーが実装。クラフトや建築をおこなったり、敵を倒して盗賊の拠点を一掃したりといった各種の行動によりツリーが進行。ツリーのレベルが上がっていくごとに、指導者・職人・戦士・僧侶それぞれのパークが開放されていく。そのほか生産システムが改善されたり、UIの調整がおこなわれたりしている。詳細についてはパッチノートを確認されたい。
ちなみにこれらの新機能や新要素は、あくまで基礎的な部分の実装とのこと。以降はプレイヤーからのフィードバックを受けつつ、さらに多くの要素を追加していく予定とのこと。今後のさらなるアップデートについても注目が寄せられるところだろう。
『Sengoku Dynasty』は、PC(Steam)向けに早期アクセス配信中だ。