クトゥルフ教団街づくりゲーム『Worshippers of Cthulhu』10月22日発売へ。教団を率いて街を拡大、儀式で旧支配者たちを目覚めさせる
Crazy Goat Gamesは8月22日、クトゥルフ教団街づくりゲーム『Worshippers of Cthulhu』を10月21日に発売することを発表した。なお、日本では時差の関係上10月22日の配信開始となる見込み。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)で、ストアページ表記によると日本語表示にも対応予定。
『Worshippers of Cthulhu』は、作家H.P.ラヴクラフト氏が手がけた「クトゥルフ神話」の世界観をもつシティビルダーだ。プレイヤーはカルト教団(Cult of Cthulhu)を率いて、儀式をおこないながら街づくりを進めていく。
本作にてプレイヤーは複数の島々に都市を建設。生産チェーンや労働力を管理しながら、信者を維持しつつ都市を拡張していく。なおプレイヤーには教義の宣言など、カルト教祖としての役割もあるようだ。旧支配者たち(Great Old One)を目覚めさせることを目指し、街づくりと教団運営を進めていこう。
また本作ではダゴンをはじめとする旧支配者など、ラヴクラフト作品における存在たちと儀式を通して関わることも重要。儀式によって深遠な知識が解き放たれ、超自然的な祝福が与えられるという。そうした恩恵を街づくりに活かすことができるそうだ。なお非信者は本作において資源や労働力をもたらす貴重なリソースになるとのこと。彼らに対して征服・略奪をおこなったり生贄にしたり、あるいは改宗させて教団に迎え入れることも可能なようだ。
本作の発売日の発表にあわせて、最新のゲームプレイ映像を収録したトレイラーが公開された。トレイラーでは、三人称視点に切り替えてキャラクターを操作し旧き神々がうごめく街を探索する場面や、自身の手で信者の背中に刺青を彫るなどの儀式を執りおこなうようすが確認できる。
本作を手がけるのはポーランドに拠点を置くCrazy Goat Games。これまでSteamでは無料パズルゲーム『Brave Furries』やローグライトターン制戦略ゲーム『The Dragoness: Command of the Flame』、カリブ海RTS『Republic of Pirates』といった作品をリリースしてきた。戦略、ストラテジー要素の多い作品を数多く手がけてきたスタジオが、今回はクトゥルフ神話の世界観を持つ新作を打ち出すかたちとなる。
『Worshippers of Cthulhu』はPC(Steam/Epic Gamesストア)向けに10月22日発売予定。Steamストアページでは本作のデモ版が配布されている。