“盾使いまくり”オープンワールド『The Knightling』発表。『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の盾サーフィン風の盾アクション、守り・戦い・移動など多彩に活用

Saber Interactiveは8月14日、Twirlboundが手がける『The Knightling』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/PS5/Nintendo Switch/Xbox Series X|S。リリースは2025年を予定している。

パブリッシャーのSaber Interactiveは8月14日、Twirlboundが手がける『The Knightling』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/PS5/Nintendo Switch/Xbox Series X|S。リリースは2025年を予定している。

『The Knightling』はオープンワールド・アクションアドベンチャーゲームだ。物語は、王国の大都市Clesseiaを守護する最強の騎士Lionstone卿が失踪したところから始まる。Lionstoneに師事していた騎士見習いの主人公は、彼が残していった伝説の盾とともに、師を探す壮大な冒険に繰り出すことになる。


旅の道中では、市民の脅威となる盗賊やモンスターと戦わなければならない。そこで主人公が装備するのは、Lionstoneより授かった伝説の盾のみ。戦闘では盾で防御するだけでなく、盾を用いてすばやく移動し、敵を攻撃する。また、敵やギミックのあるところに向かって投げると戻ってくるブーメランのような機能も備えている。

さらに盾は、フィールド上の主な移動手段でもある。盾に乗って斜面を高速で滑り降りる様子は、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』などにおける盾サーフィンを彷彿とさせる。

盾サーフィンは、その名の通り盾をサーフボードのように使うことで、下り坂を一気に駆け降りることができる気持ちのよいアクションだ。両作における盾サーフィンは、雪や砂漠以外の場所で行うと盾の耐久値を消耗してしまうため、回数に限りがあった。しかし本作における盾に耐久値は存在しないため、“盾サーフィンマニア”でも思う存分滑走を楽しめるだろう。


本作の開発元であるTwirlboundは、オランダのブレダに拠点を置くゲームスタジオだ。2013年に学生であった Marc Peyré 氏とMatthijs van de Laar氏によって設立され、現在は約15人が在籍しているという。

同スタジオは過去に同じくオープンワールド・アクションアドベンチャーである『Pine』を、SteamおよびNintendo Switch向けにリリース。『Pine』ではオープンワールド世界にて、多くの動物を相手にしつつ、探索や交易、戦闘などをおこなっていた。本作でもオープンワールド世界における自由な冒険は変わらないものの、盾がすべてのアクションの中心要素となる、変わったスタイルでのアクションが繰り広げられるかたちだ。

『The Knightling』は、2025年にPC(Steam)/PS5/Nintendo Switch/Xbox Series X|S向けに発売予定だ。

Niki Jinnouchi
Niki Jinnouchi

RPGやシミュレーションゲームをよく遊びます。一人でまったりプレイするのが好きです。

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