人気ローグライトポーカー『Balatro』無料大型アプデ2025年配信へ。「新たなアイデア・戦略」をもたらすアプデに
パブリッシャーのPlaystackは8月7日、ローグライクデッキ構築ポーカーゲーム『Balatro』の売上本数が200万本に到達したと発表。またこれを記念して今後数か月以内に、さまざまなサプライズ発表があると明かした。まずは2025年に無料大型アップデートを実施予定と告知された。
『Balatro』はトランプのポーカーを題材にしたデッキ構築型ローグライクゲームだ。開発はLocalThunk氏が手がけている。本作ではデッキからカードを8枚引き、そこから5枚選択してポーカーの役を作る。役やカードの種類によってスコアを得られ、規定ラウンド数以内でステージクリアに必要なスコアを稼ぐこととなる。ジョーカーカードやタロットカードといった、スコアを高めるための要素が存在しており、シナジー効果をどんどん高めて膨大なスコアを稼ぐゲームプレイが特徴だ。
本作は、今年2月21日(Steam版は2月20日)にリリースされ、Steamユーザーレビューでは本稿執筆時点で約4万件のうち97%が好評とする「圧倒的に好評」ステータスとなるなど高い評価を獲得。また発売から10日で50万本、1か月で100万本の売上を記録していた(関連記事1、関連記事2)。レーティングの変更による一部プラットフォームでの配信停止などの波乱はあったものの、国内向けには順次販売再開されている。
今回そんな本作がさらに100万本を売り上げ、累計200万本を達成したようだ。本作のSteamニュースハブでは、開発者のLocalThunk氏による、プレイヤーへの感謝のメッセージがつづられている。
またPlaystackは売上200万本達成を記念して、『Balatro』に向けて2025年に大型のアップデートをおこなうことを告知。なおコミュニティへの多大な感謝のしるしとして、アップデートは完全に無料(completely free)で提供される予定としている。Playstackは、このアップデートは本作に新たなアイデアや戦略をもたらすものとのこと。新たなジョーカーカードやデッキ、あるいは新たなシステムが追加されるのかもしれない。
加えてPlaystackは、今夏さらに2つのサプライズがあると明かした。これらの最新情報については、Steamニュースハブおよびソーシャルメディア上で発表されるようだ。来年に実施される大型のアップデートの詳細も含めて、続報が期待されるところだ。
『Balatro』はPC(Steam)/Nintendo Switch/Xbox Series X|S/Xbox One向けにダウンロード版が現在配信中。Nintendo Switch/PS5向けパッケージ版は10月24日発売予定だ。