『Fate/Grand Order』第2部終章ついに2025年実装へ。スペース・エレシュキガル登場や天井改修やアペンドスキル追加など、9周年情報盛りだくさん

FGO PROJECTは8月4日、『Fate/Grand Order(FGO)』の最新情報を公開した。2025年に、第二部終章が実装されるそうだ。「確定召喚」機能が改修なども。

FGO PROJECTは8月4日、『Fate/Grand Order(FGO)』の最新情報を公開した。大きな変更としては、「確定召喚」機能が改修。新たなアペンドスキルの追加や、令呪回復数の変更、★5(SSR)スペース・エレシュキガルの実装も発表されている。また2025年に、第二部終章が実装されるそうだ。なお本情報は、情報番組「カルデア放送局 9周年SP」にて発表されたものだ。

『Fate/Grand Order』は、ラセングルが開発・運営、TYPE-MOONの奈須きのこ氏が総監督などを務める、FateRPGだ。本作でプレイヤーは、人理継続保障機関カルデアに所属する人類最後のマスターとして、未来を取り戻す旅を繰り広げていく。戦闘では過去の英霊たちをサーヴァントとして召喚し、ターン制のバトルを展開。いわゆるガチャ要素も搭載されており、聖晶石召喚では聖晶石と引き換えに新たなサーヴァントなどが獲得できる。また本作ではこれまでにアップデートが重ねられ、多数のシナリオやサーヴァント、イベントなどが登場してきた。2015年7月30日にリリースからサービスが継続されており、9周年を迎えている。

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大きな情報としては、第2部終章の実装時期が2025年だと明かされた。『Fate/Grand Order』では2018年以降、メインクエスト第2部となる白紙化地球上での物語が展開。2023年6月からは、白紙化した地球を巡り自らの「歪み」を正すための旅路として、奏章「オーディール・コール」が繰り広げられてきた。第2部終章の詳細については不明であるが、2018年から続いてきた第2部の物語が、来年2025年にようやく終わりへ向かうのだろう。積み重ねてきた物語のフィナーレに期待したい。また第2部終章へ向けて、本作のゲームプレイ動画配信・投稿ガイドラインが制定。第2部第3章までのメインストーリーなどが、動画配信・投稿可能となっている。


大きなコンテンツとしては、いわゆる9周年サーヴァントとして、ビーストクラスの★5(SSR)スペース・エレシュキガルの実装も発表されている。同サーヴァントには、バトル中専用のマスター好感度ゲージが存在。バトル中、条件などによってマスター好感度が蓄積し、高感度レベルがあがると宝具威力アップや、宝具演出の変化といった効果があるという。専用のシステムをもった特殊サーヴァントとなっている。なおビーストクラスはそれぞれクラス相性が異なるが、スペース・エレシュキガルはルーラー/アルターエゴ/ムーンキャンサー/フォーリナー/プリテンダーに有利で、アヴェンジャーに不利となっている。★5(SSR)スペース・エレシュキガルの登場するピックアップ召喚は、8月18日12時59分まで実施予定だ。


そのほか今回の発表では聖晶石召喚における「確定召喚」機能の改修が発表された。これまで「確定召喚」では、一度条件を満たすか権利を無くすと、以降確定召喚は発動しなかった。今後はそうした制限がなくなり、ピックアップ召喚330回ごとに必ずピックアップ対象の★5(SSR)サーヴァントが手に入るようになる。

「確定召喚」は2022年1月のアップデートにて登場した、いわゆる天井相当の機能だ。本作にはそれまで天井はなく、運が悪ければどれだけ回してもピックアップ対象の★5(SSR)サーヴァントが手に入らない場合もあった。「確定召喚」の実装後は、プレイヤーが期間限定のピックアップ召喚を329回おこない、ピックアップ対象の★5(SSR)サーヴァントが召喚されていなかった場合、330回目に対象サーヴァントが確定召喚される仕組みになっていた。また確定召喚機能には、329回目までに対象のサーヴァントが召喚されるか、330回目で確定召喚がおこなわれると、以降確定召喚が発動しない仕組みがあった。330回目までに一度も召喚できなかった場合に限り、確定で入手できる機能だったわけだ。

今回改修により制限がなくなったことで、ガチャ330回ごとに必ずピックアップ対象の★5(SSR)サーヴァントが入手できるようになった。『Fate/Grand Order』のガチャでは、これまでにも必要な聖晶石個数の減少や、10回召喚の11回召喚化など、改修がおこなわれてきた。9周年でも、少しだけガチャが易しくなったのだ。機能改修にあわせて、召喚履歴への確定召喚までの回数も表示されるようになっている。

 


また新機能としては、新たなアペンドスキルの追加も発表された。アペンドスキル4としてクリティカル威力アップ(20%~30%アップ)、アペンドスキル5としてスキルリチャージ減(スキル使用後、使用したスキルのチャージを1進める、各スキル1回限り)が登場する。どちらも汎用性の高い強力な効果となっているが、スキルリチャージ減は効果としても珍しく、新たな運用が可能となるサーヴァントなどもいるかもしれない。

 


機能改修としては、強化画面などにおける強化・再臨アイテム獲得先へのリンク追加、令呪回復画数の3画への変更、パーティ編成の15枠への拡張、サーヴァント所持枠などの拡張なども発表。9周年記念福袋召喚の開催、ディスティニーオーダー召喚の開催、福袋召喚にぴったりなお得セットの販売、各種キャンペーンを含めると聖晶石召喚最大190回分の呼符や聖晶石が入手可能となっている。発表された情報の全容については、公式サイトを確認してほしい。

『Fate/Grand Order』は、iOS/Android向けに配信中だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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