リアル科学捜査ゲーム『東京サイコデミック』、「ゲーム全体」の動画投稿・生配信解禁。配信ガイドライン更新により
グラビティゲームアライズは8月1日、『東京サイコデミック~公安調査庁特別事象科学情報分析室 特殊捜査事件簿~』の配信ガイドラインを更新した。同作においては、これまでCase4までの内容が配信可能とされてきたが、更新によってゲーム内全範囲のプレイ動画投稿・生配信が可能になっている。
『東京サイコデミック~公安調査庁特別事象科学情報分析室 特殊捜査事件簿~』は、本格的な科学捜査ツールを用いて事件に迫っていく、リアル科学捜査シミュレーションゲームである。本作の舞台は、3年前に未知のウイルスによるパンデミックで首都を封鎖した東京だ。現在では封鎖も終息へ向かい日常を取り戻したかに思われたが、なぜか超常的な事件が多発。探偵の主人公は、仲間と共に不可解な事件へと立ち向かうこととなる。
調査では、本格的な科学捜査ツールを使って、情報を集めていく。本作では監視カメラの映像など、事件の瞬間が収められた映像が確認できる。事件に関わる動画から、被害者の行動などをチェックすることで、真相へと迫るのだ。また集めた証拠は、エビデンスボードを使って整理していく。システム面では事件解明度によってエンディングが分岐する。本作では解析ツールなどを用いた、事件の調査が繰り広げられる。
なお本作は、2024年5月にPS4/PS5/Nintendo Switch/PC(Steam)向けに発売。Steamのユーザーレビューでは、記事執筆時点で61件中22%の好評を得てステータス「やや不評」となっている。ユーザーレビューでは、コンセプトを評価する声がある一方、操作性やUI/UXの悪さなどが課題として指摘されている。一方グラビティゲームアライズはそうしたレビューや意見を受けて、アップデートを実施。キーボードアサインの修正やUI/UXの改善、オートセーブ機能の追加など、改善に向けたアップデートが続けられている。
今回の発表では、そんな同作のゲームプレイ配信に関するガイドラインが更新され、ゲーム内容の全範囲が配信可能範囲となった。本作ではリリース前に公開されたガイドラインにより、これまでCase4までの内容が配信可能範囲として定められてきた。当時の発表では、Case5は8月に配信解禁予定とされており、今回予定通り配信可能範囲が拡大された形となる。なお本作のガイドラインでは、ゲームタイトルのイメージや評判を損なうような内容など、いくつか禁止事項が設定されている。またガイドラインの範囲内で、キービジュアルやスクリーンショットなども使用できるそうだ。
『東京サイコデミック~公安調査庁特別事象科学情報分析室 特殊捜査事件簿~』は、PS4/PS5/Nintendo Switch/PC(Steam)向けに発売中だ。