『クレヨンしんちゃん 炭の町のシロ』Steam版10月24日発売へ。秋田と不思議な町を行き交う、しんのすけの不思議な日々

ネオスは8月1日、『クレヨンしんちゃん 炭の町のシロ』PC(Steam)版を10月24日に発売すると発表した。本作は野原しんのすけが秋田の村と「炭の町」で日々を過ごす、冒険アドベンチャーゲームである。

ネオス株式会社は8月1日、『クレヨンしんちゃん 炭の町のシロ』PC(Steam)版を10月24日に発売すると発表した。通常価格は税込4980円。発表にあわせて、Steamのストアページが公開されている。

『クレヨンしんちゃん 炭の町のシロ』は、野原しんのすけが秋田の村と不思議な炭の町で日々を過ごす、冒険アドベンチャーゲームである。本作において野原一家は、ひろしに下された突然の辞令により、ひろしの故郷である秋田へ出張することとなっていた。野原一家は、実家近くの村で昔ながらの風情が残る古民家を借り、のびのびとした田舎暮らしをスタートさせる。しんのすけも、祖父から虫取りや魚釣りを教わったり、新しい友だちができたりなど、田舎での日々を満喫していた。

そんなある日の朝、飼い犬のシロが突然すすだらけで帰ってくる。しんのすけが突然走り出したシロを追いかけていくと、そこには見たことのない不思議な電車が止まっており、レールの先には昭和で時代が止まったような町が存在していた。しんのすけは不思議な少女との出会いをきっかけに、活気あふれる炭の町の人々とも仲良くなっていく。秋田の村と炭の町を行き交う、しんのすけの不思議な冒険が描かれる。


しんのすけは、二つの世界で時間を過ごす。秋田では魚釣りや虫とり、山菜採りなど、田舎らしい過ごし方が待っている。野菜の栽培では、秋田のおばちゃんから野菜の育てからを教わり、新鮮な野菜を育てていく。野菜を育てる中ではどんどん新たな種も登場し、新たな野菜を育てられる。育てた野菜はおいしい料理の材料にもなるそうだ。

また炭の町では、さまざまなアイテムを使った発明や、魚や食材を使った食堂メニュー開発などが待っている。町の人に人気の娯楽施設では、トロッコレースも可能。レースには性能の異なるトロッコや攻撃パーツなどが用意されており、好みや状況にあわせてカスタマイズが可能。町人とのレースに勝利すると、レアなアイテムも手に入るそうだ。本作でしんのすけは、釣りで手に入れた魚で食堂メニュー開発を進めるなど、さまざまな体験をしながら日々を過ごすわけだ。

 


本作は、2021年に発売された『クレヨンしんちゃん「オラと博士の夏休み」~おわらない七日間の旅~』(以下、オラと博士の夏休み)のスタッフが手がけているという。前作『オラと博士の夏休み』Steam版のユーザーレビューでは、243件中84%の好評を得てステータス「非常に好評」を獲得し、プレイヤーから一定の評価を得ているようだ。

本作はNintendo Switch用として2024年2月に発売。プレスリリースによると、「CEDEC AWARDS 2024」にてビジュアルアーツ部門優秀賞を受賞するなど、グラフィックや世界観が評価されてきたという。Steam版の発売決定にあわせて、Nintendo Switch版の欧米展開も発表されており、欧米展開にあわせたSteam版発売となるようだ。


クレヨンしんちゃん 炭の町のシロ』PC(Steam)版は、10月24日発売予定だ。通常価格は税込4980円。リリース時には、11月6日までの期間セールが実施予定。同期間中は、前作『オラと博士の夏休み』とのバンドルセールも実施予定とされている。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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