クトゥルフ風・深海探検ローグライト『Feed the Deep』Steamにて8月17日配信へ。深淵の怪物にエサをやるため、海中洞窟にダイブし探索

『Feed the Deep』が8月16日に配信される。「クトゥルフ神話」で知られる作家H.P.ラヴクラフトの作品から影響を受けたという、深海探検ローグライトゲームだ。

ゲーム開発者のLuke Muscat氏は8月1日、『Feed the Deep』を8月16日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。ストアページの表記によると、日本での配信は時差の関係で8月17日になるようだ。またゲーム内は日本語表示に対応予定。

『Feed the Deep』は「クトゥルフ神話」で知られる作家H.P.ラヴクラフトの作品から影響を受けたという、深海探検ローグライトゲームだ。本作の人々は海の上に浮遊都市を築いたが、海底には「深淵」と呼ばれる怪物が存在していた。プレイヤーは海中洞窟にダイビングし、深淵にエサをやって街を破壊されないようにする。

ゲームの主な舞台となる海中洞窟は自動生成され、プレイごとに構造が変化。探索は安全なショップからスタートし、酸素がなくなる前に戻ってくる必要があるという。一方、洞窟内には危険な生物が生息しており、攻撃を受けるとライフを失ったうえで、画面が回転し角度が変化。画面のどちらが上でどちらが下なのか、判断が難しくなってしまうようだ。目印になる光るマーカーなどのアイテムが用意されるとのことで、迷子にならないように探索を進めていくことになるようだ。

洞窟にはゴールドなどリソースが存在しており、ショップで使うことが可能。敵を撃退できるフレアガンを買ったり、酸素ボンベの容量をアップグレードしたりできるようだ。また初期状態では潜れる深度に限界があり、アップグレードで強化していく形式となる模様。リソースを集めつつショップに戻ってキャラを強化し、深淵のもとを目指せる装備を整えていくことになるのだろう。

またゲームモードは複数存在。モードによって主人公の装備や洞窟の危険度、道中に存在する謎解きなどが変わってくるという。それぞれ異なるメカニクスが用意されており、プレイ感覚が大きく変わってくるとのこと。たとえばBreachというモードでは爆弾を生成することができ、洞窟の壁を自由に破壊したりできるそうだ。開発中の映像ではモードは全部で7つ存在していることが確認でき、バリエーション豊かなゲームプレイが楽しめるようだ。


本作を手がけるLuke Muscat氏は個人のゲーム開発者だ。元Halfbrick Studiosのゲームデザイナーで、これまで『Fruit Ninja』『ジェットパック・ジョイライド』など人気モバイルゲームのデザインをおこなってきたという。現在はスタジオを離れており、本作『Feed the Deep』は大部分をひとりで制作しているとのこと。本作の制作にあたっては、『Spelunky』『Dome Keeper』といった作品から影響を受けているそうだ。

『Feed the Deep』はPC(Steam)向けに、8月17日配信予定だ。ストアページの表記によると、ゲーム内は日本語表示に対応予定。

Akihiro Sakurai
Akihiro Sakurai

気になったゲームは色々遊びますが、放っておくと延々とストラテジーゲームをやっています。でも一番好きなのはテンポの速い3Dアクションです

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