マルチ対応・タワーディフェンスFPS『BrainZ Defender』発表。ゾンビVS人間の対戦モードも収録、トラップと銃で押し寄せるゾンビから怪しげな“脳ミソ”を守る
デベロッパーのMint Creativeは7月25日、『BrainZ Defender』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2025年に配信予定。
『BrainZ Defender』はタワーディフェンス要素が盛り込まれたFPSだ。協力および対戦形式のマルチプレイに対応予定。舞台となるのは、ゾンビパニックが勃発したアメリカ合衆国。プレイヤーはトラップと銃を駆使して、押し寄せるゾンビたちと戦う。
本作の世界ではゾンビが大量発生。世界は滅亡寸前となっている。そんななか、アラスカに存在するという政府の研究所には、ある謎めいた“脳”が存在。その脳は、なにやら世界を救うために必要なものであるという。プレイヤーは脳の回収を託された人物としてミッションに挑み、アラスカからホワイトハウスまで脳を輸送することになる。
ゲームプレイでは、脳を目指して押し寄せるゾンビたちを撃退していくことになるようだ。本作では銃を使って戦うほかに、トラップを自由に設置することが可能。ゾンビの通り道にトラップをしかけ、敵をせん滅していくことになる。トラップは回転するブレードや火炎放射器など、のべ17種類が用意されるとのこと。いろいろなトラップを組み合わせ、地形を活かして戦うことになるのだろう。
武器はアサルトライフルやショットガン、ロケットランチャーなど10種類以上が登場。銃やトラップはアップグレードすることが可能で、リロード時間を短くしたりと強化することができるという。また、本作には攻撃属性が存在。たとえば炎属性の攻撃は敵に継続してダメージを与え、氷属性は動きを鈍くするなど、それぞれ異なる効果をもつという。属性付きの銃弾なども用意されるとのことだ。
本作のステージは10種類が存在するという。ゴールデンゲートブリッジやホワイトハウスなど、アメリカの名所をモチーフとしたステージなどが用意されるようだ。また本作はオンラインマルチプレイに対応。最大4人での協力プレイが可能なほか、一方がゾンビ側となって相手と戦う対戦形式のモードも用意される。
対戦モードでは、防衛側のプレイヤーは通常通りFPS形式でゾンビと戦闘。一方のゾンビ側のプレイヤーは指揮官となり、見下ろし型の画面でプレイする。相手の防衛の配置を確認しつつ、好きな場所からゾンビを出現させて、脳の破壊を目指すことになるという。ゾンビ側はストラテジーゲーム風のゲームプレイになるとのことで、本編とは一味違ったゲームプレイが楽しめるようだ。
本作を手がけるMint Creativeはアメリカ・テキサス州に拠点を置くインディースタジオだ。本作が同スタジオのデビュー作となり、スタジオのコアメンバー5人と、外部の協力者3人で開発をおこなっているという。スタジオにはゲーマーが集まっており、自分たち自身がプレイしたいと思える作品を作るため開発に励んでいるそうだ。
『BrainZ Defender』はPC(Steam)向けに、2025年に配信予定だ。