『バルダーズ・ゲート3』次回アプデで“極悪人向け新エンディング”実装へ。さらに変更点1000項目以上の大規模アプデに

Larian Studiosは7月23日、『バルダーズ・ゲート3(Baldur’s Gate 3)』のアップデートPatch 7の更新内容を一部紹介している。同アップデートの修正・調整点は1000項目を超えるという。

デベロッパーのLarian Studiosは7月23日、『バルダーズ・ゲート3(Baldur’s Gate 3)』にて本日実施予定だったクローズドベータテストを延期すると発表。一方でアップデートPatch 7の更新内容を一部紹介している。同アップデートの修正・調整点は1000項目を超えるという。

本作は、RPG『Baldur’s Gate』シリーズのナンバリング最新作だ。本作の舞台となるのはファンタジー世界「フォーゴトン・レルム」。プレイヤーはこの地を、仲間と共に自由度高く冒険することになる。ファンタジー・テーブルトークRPG『ダンジョンズ&ドラゴンズ』の第5版ルールをベースとしており、TRPGのメカニクスをゲームに落とし込んだいわゆるCRPGとして展開されるゲームプレイが特徴だ。


Larian Studiosの今回の発表によると、本日実施予定だったクローズドベータテスト(CBT)は今週末に延期となる見込み。パッシブのダイスロールが機能しなくなる不具合が発生したため、対処しているという。

一方でPatch 7の更新内容の一部が紹介されている。同アップデートの修正・調整点は1000項目におよぶといい、細かな調整から新要素まで多種多様な変更がおこなわれるようだ。ハイライトとして紹介されている注目の変更点としては、新たなエンディングとなる「Evil Endings」が実装予定。真の悪人プレイ(truly villainous playthroughs)にふさわしいシネマティックエンディングが追加されるという。

さらに公式Modマネージャーが実装され、コミュニティが作成したModを閲覧・インストール・利用可能になる。Modの導入・管理のハードルが下がるかもしれない。また分割画面でのゲームプレイにも変更が実施。分解画面でのプレイ中、プレイヤーキャラ同士が近づくと分割されていた画面が合体、離れるとまた分割されるようになるとのこと。分割画面でのマルチプレイをより遊びやすくなる変更となりそうだ。


Patch 7ではこのほかにもさまざまな調整が実施予定。最高難易度「自信家」における戦闘やUIの調整など、“一部紹介”とされているもののその内容は多岐にわたる。気になる人はSteamの本作公式ニュース(英文・ネタバレ注意)を確認されたい。

昨年から今年にかけて複数のゲームアワードを受賞した大人気ゲーム『バルダーズ・ゲート3』。Larian Studios は本作に向けたDLCや続編の開発を予定していないそうだが(関連記事)、アップデートは手厚く開発が続けられているかたちだ。Patch 7の配信時期も含め、続報にも注目したい。

『バルダーズ・ゲート3』はPC(Steam)および国内PS5向けに発売中だ。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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