東京逃亡サバイバルゲーム『Re:VER PROJECT -TOKYO-』発表。えん罪で警察に追われながら“監視社会”でゴミ漁り逃亡生活、東映アニメーションが携わる

ネストピは7月19日、東映アニメーションと共同で手がける『Re:VER PROJECT -TOKYO-』を発表した。東京が舞台のサバイバルサスペンスADVゲームだ。

株式会社ネストピは7月19日、東映アニメーションと共同で手がける『Re:VER PROJECT -TOKYO-』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。

本作は、サバイバルサスペンスADVゲームだ。舞台となるのは現代の東京。主人公となるのは、無実の罪を着せられた弥音(あまね)ユキノリ。警察から逃れながら、持ち前のサバイバル技術を駆使して生き延び、真犯人を見つけ出すことを目指す。


主人公はお尋ね者として広く世間に顔を知られてしまっているため、食料を買うこともままならない。時には道端に落ちているどんぐりを、時にはゴミ箱に入っているハンバーガーを見つけて生き延びるのだ。

なお本作には、主人公と同じく無実の罪で終われているアイドル、六実(むつみ)ひなぎが登場。ひなぎと共に都内の「隠れ家」を転々としながら逃亡生活を送るという。アイドルとして有名なため迂闊に出歩けず、プレイヤーの物資集めがひなぎが生き残れるかどうかにも関わるそうだ。

ただし本作の東京は相互監視社会となっており、都民(NPC)は奇妙な行動を取る人間に敏感だという。そのためプレイヤーは人の目を盗みながらゴミ箱を漁らなければ、通報によってか警察の捜査が進行してしまう。公開されたスクリーンショットでは、操作進行度というパラメータが存在することも確認できる。

 


また本作の東京では「落ちた人間は2度と浮上することはできない」という。冤罪であろうとなかろうと、一度異端者の烙印を押されて社会的に排除されてしまえば人生は終了。そんな厳しい東京にて、濡れ衣を着せられても乗り越えようと奮闘する2人の行く末が描かれる。

本作を手がけるのは株式会社ネストピ。過去には2人用人狼ゲーム『ギシンアンキ ~二人用人狼~』などを手がけたスタジオだ。そして、本作の開発には東映アニメーション株式会社も携わるという。同社では2021年にデジタルプロダクト推進室が発足され、従来以上に積極的なゲーム事業展開がおこなわれているという。モバイルだけでなく、Steamやコンソール向け展開への挑戦も掲げられているとのこと(ファミ通.com)。

そうした方針もあり、新規IPとなる『Re:VER PROJECT -TOKYO-』の開発にも携わるかたちなのだろう。力強いサポートで開発されているとみられる『Re:VER PROJECT -TOKYO-』の今後も注目される。

『Re:VER PROJECT -TOKYO-』はPC(Steam)向けに発売予定

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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