破滅世界サバイバルシム『Endzone 2』8月26日早期アクセス配信へ。バスで荒野を探検し、放射能汚染された世界で生き抜くコロニー作り
パブリッシャーのAssemble Entertainmentは7月19日、『Endzone 2』の早期アクセス配信を8月26日に開始すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/GOG.com)。ストアページの表記によると、ゲーム内は日本語表示に対応予定だ。
『Endzone 2』はサバイバル・コロニー建設シミュレーションゲームだ。2021年に正式リリースされた『Endzone – A World Apart』の続編となる。舞台となるのは、破滅的な大災害により文明が崩壊した世界。プレイヤーは生き残った人類を率いて荒れ地を開拓し、居留地を築いていく。
ゲームプレイでは、居留可能エリアに施設を建てて労働者を配置し、資源を集めていくことになる。本作の世界は汚染されており、放射能で汚染された雨が降るなど過酷な環境となっている。生きのびるためには食料や水だけでなく、防護服なども必要となる。マスクなどを作りながら物資を備蓄し、干ばつや砂嵐など厳しい自然と戦いながら生き抜いていくことになるという。
本作では、プレイヤーが自由に操作できる探索用のバスが登場。コロニー作りと並行して、広大な未知のマップを探索することができる。世界にはかつての文明の廃墟などが存在し、資源を集めることが可能。また廃墟のなかには、別マップとして内部に入れるものも。内部ではキャラクターを操作して仕掛けを解きつつ、隠された戦利品を探すことになる。廃墟では物資のほかに、研究に使えるポイントが手に入ることもある。コロニー内では手に入らない貴重な品を求めて、荒野を探検することになるようだ。
また本作では、コロニーを作れる土地は世界に複数存在する。プレイヤーは発見した土地にそれぞれ入植することができ、複数のコロニーを同時に運営することが可能となる。土地にはそれぞれ独自の資源が存在。コロニー間では物資の取引をすることができるため、それぞれの土地で手に入る物資を交換しながら発展させていく。そうして土地を切り開きながら人々を増やし、やがては文明を再興するのだ。
本作は早期アクセスとして配信される予定。早期アクセス期間は少なくとも1年以上を予定しているという。早期アクセス開始時点で、基本的なゲームプレイやいくつかの災害、マップの自動生成機能などが用意されるとのこと。早期アクセス開始後は小型パッチと大型アップデートを月ごとに交互に配信し、コンテンツの追加やバランス調整などをおこなっていく予定という。正式リリース時に価格を上昇させる予定もあるそうだ。
本作を手がけるGentlymad Studiosはドイツに拠点を置くゲームスタジオだ。過去には、本作の前作にあたる『Endzone – A World Apart』などを制作。同作はSteamユーザーレビューにて、本稿執筆時点で約7370件中76%が好評とする「やや好評」ステータスを獲得。放射能と戦いながらコロニー作りをおこなう過酷な世界観などが人気を得た。本作『Endzone 2』でも基本的なゲームプレイや世界観は前作より受け継ぎつつ、自由に探検できるマップなど追加要素が盛り込まれてパワーアップした作品となるようだ。
『Endzone 2』はPC(Steam/GOG.com)向けに、8月26日に早期アクセス配信予定だ。ストアページの表記によると、ゲーム内は日本語表示に対応予定。また現在Steamではデモ版が配信されている。