『聖剣伝説 VISIONS of MANA』では、エレメントボードシステムで武器種や必殺技変え放題。冒険の日記をつける「サボテン君」など新詳細情報お披露目
スクウェア・エニックスは7月18日、『聖剣伝説 VISIONS of MANA』の新情報を公開した。今回は、本作に登場する新たなキャラクターや精霊器などが発表されている。本作の対応プラットフォームは、PC(Steam/Windows)およびPS5/PS4/Xbox Series X|S。発売は8月29日に予定されている(Steam版は8月30日発売予定)。
『聖剣伝説 VISIONS of MANA』は、『聖剣伝説』シリーズの完全新作だ。本作は三人称視点のアクションRPGとなり、冒険の舞台にセミオープンフィールドを採用。主人公のヴァルたちが、マナの樹を目指す冒険の過程で、さまざまなロケーションをシームレスに巡っていく。
このたび、本作に登場するキャラクターとして、闇の書殿ロロバッゾの書殿長、アッシュが新たに発表された。若くして書殿長を任されているとのことで、肩まで伸びた長髪が特徴的なキャラクターだ。知的好奇心の塊のような人物で、自分の興味が向く領域への探求心にあふれているという。
そして今回の新情報では『聖剣伝説』シリーズでおなじみの歩くサボテン、サボテン君が登場することも改めて発表。彼自身は無口ながらも、世界中を旅して感じたことを日記につづっているようだ。日記を通して世界を見ることで、より冒険を楽しむこともできるだろう。
また本作には、これまでの『聖剣伝説』シリーズを踏襲した要素のひとつとして、クラスチェンジシステムが用意されている。クラスは、「精霊器」と呼ばれる精霊の力を宿した不思議な道具を装備することによって変化させることが可能。これまでに風の精霊ジン、月の精霊ルナ、水の精霊ウンディーネ、木の精霊ドリアード、火の精霊サラマンダーの5つの精霊が登場することが発表されていた。そして今回、さらに新たな精霊器が登場することも発表されている。
今回発表された精霊器は、土の精霊ノームの力を宿したノームスコップ、光の精霊ウィル・オ・ウィスプの力を宿したウィスプランタン、闇の精霊シェイドの力を宿したシェイドアイの3つ。同じ精霊器でも装備させたキャラクターによってクラスの個性が変わるため、どの精霊器をどのキャラクターに装備させるべきか、さまざまな組み合わせを試しながら自分に合った戦術を見つけることが重要となりそうだ。
また、精霊器に関連するエレメントボードというシステムについても、新たな情報が公開された。エレメントボードは、エレメントポイントと呼ばれるポイントやフィールドに落ちているゴールドクローバーを使用することで成長可能。強力な特技や、ステータス強化をはじめとしたアビリティが習得できる。成長に必要なエレメントポイントはレベルアップで獲得するほか、フィールドに点在する精霊石を調べる事でも獲得可能。またゴールドクローバーもフィールドのあちこちに落ちているとのことで、精霊器を駆使してギミックを解きながらながら、隅から隅までフィールドを探索することがキャラクターの成長において重要になりそうだ。
『聖剣伝説 VISIONS of MANA』は、PC(Steam/Windows)およびPS5/PS4/Xbox Series X|S 向けに8月29日発売予定(Steam版は8月30日発売予定)。価格は税込8778円。またサウンドトラックCDやラムコぬいぐるみが付属するe-STORE専売の「コレクターズエディション」も同時発売。こちらの価格は税込2万2000円だ。また、ダウンロード版の「デジタルデラックスエディション」は、各種インゲームアイテムのほか、早期購入特典として24時間アーリーアクセス権が付属される。価格は税込1万2100円となっている。