『No Man’s Sky』“超大型”アップデート「Worlds PartⅠ」配信。新表現で“生まれ変わった”惑星に、連れまわし可能な新種生物もたくさん登場

Hello Gamesは7月17日、『No Man’s Sky』に向けて大型アップデート「Worlds PartⅠ」を配信開始した。水や雲などのグラフィック面の向上や、動植物の種類の増加といったアップデートがおこなわれている。

Hello Gamesは7月17日、『No Man’s Sky』に向けて大型アップデート「Worlds PartⅠ」を配信開始した。「Worlds PartⅠ」では水や雲などのグラフィック面の向上や、動植物の種類の増加といったアップデートがおこなわれている。

『No Man’s Sky』は、2016年8月にPC/PlayStation 4向けに発売されたオープンワールド型のアクションゲームだ。のちにXboxやSwitch向けにも発売された。舞台は広大な宇宙となっており、数々の惑星と宇宙がシームレスにつながっている。プレイヤーは謎の声に導かれ、宇宙の中心を目指して数々の惑星を渡っていく。まったく異なる生命体や気候が見られる惑星を探索して、宇宙の住人たちと交流する。そのほか新たな宇宙船を獲得したり、宇宙海賊と戦ったりと、自由に宇宙を冒険可能だ。


今回おこなわれた「Worlds PartⅠ」アップデートでは、まずグラフィックの部分が改善されている。新たな水の表現では、水面に波が生まれ、光の反射もしっかりと描写されるようになった。この変更にあわせ、宇宙船が水の上に着水できるようになったという。さらにリアルな雲の表現も追求されており、気象条件によってその形も変わっていく。

また惑星表面の環境も刻一刻と変化するようになった。地表では霧や雨、吹雪が発生。溶岩からは小さな火花も上がる。また風のシステムにも改良が加えられた。風は地表の環境を変化させ、嵐が来れば波が上がり、強風によって砂嵐が巻き起こるといったように、よりいきいきとした表現になっているという。葉や草がざわめいたりすることもあり、惑星探索における臨場感が向上しているといえる。


そして各バイオームには新たな動植物も登場。たとえば花びらのような顔がついた動物が追加。そのほか巨大な昆虫のような種も多数追加されている。それらの生物は基本的には温厚な種が多いとされているものの、なかには敵対的な種も存在している。またそんな“新種”からは、粘液の採取をおこなったり、コンパニオンとして同行させることも可能なようだ。

これらのほかにも、ごくまれに足が生えて歩き回る建造物に出会えることもある。また惑星基地の建造においては天窓屋根パーツが追加されており、開放感のある基地建設をおこなうこともできるだろう。各種アップデート内容の詳細については、パッチノート(英語)を参照されたい。なお、今回のアップデートは「Worlds PartⅠ」と称されており、今後も続きがあることが示唆されている。本作の動向、そしてさらなる「Worlds」アップデートにも期待したいところだ。

No Man’s Sky』はPC(Steam/GOG.com)/Nintendo Switch/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One向けに販売中。Xbox Game Pass(PC/コンソール/クラウド)向けにも提供されている。なお現在各プラットフォームにてセールが実施中。詳細はそれぞれのストアページにて確認されたい。

Kosuke Takenaka
Kosuke Takenaka

ジャンルを問わず遊びますが、ホラーは苦手で、毎度飛び上がっています。プレイだけでなく観戦も大好きで、モニターにかじりつく日々です。

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