HoYoverse新作『ゼンレスゾーンゼロ』コンソール版は半年間のPS5時限独占配信へ。PlayStation公式により明かされる
PlayStation公式は7月13日、HoYoverseが手がけるファンタジーアクションRPG『ゼンレスゾーンゼロ』のPS5での配信が6か月の時限独占契約であることを明かした。PlayStation公式より公開された『ゼンレスゾーンゼロ』リリースPVの中で明記されている。海外メディアGamesRadar+が報じている。
『ゼンレスゾーンゼロ』はHoYoverseが手がける、基本プレイ無料のアクションRPGだ。本作の舞台はホロウと呼ばれる災害が出現した世界。ホロウは万物を飲み込む異常な球状空間で、その中ではエーテリアスと呼ばれる異形の怪物が存在している。本作の主人公である兄妹のアキラとリンは、表向きにはビデオ屋を営んでいる。しかしその実ホロウでの活動を手助けする「プロキシ」として活動している。本作で彼らは、特殊な仕事を請け負う専門家として、個性的なエージェントたちとともに冒険することとなる。
ゲームとしては3人パーティーでのアクションバトルが展開される。敵の攻撃をかわしつつ、スキルを活用して撃破を目指すのだ。キャラクターを切り替えつつの連携や、ジャスト回避(極限回避)といったシステムもあり、美麗な3Dグラフィックと演出によって、パーティーでの戦いが描かれる。本作は7月4日、PS5含む各プラットフォーム向けに基本プレイ無料で配信開始された。
そして本作は、時限のPS5独占配信であることが公式に明かされた。このことはPlayStation公式より公開された『ゼンレスゾーンゼロ』リリースPVの中で明記されている。PVの最後(2分10秒頃)では本作がPlayStation 5 コンソール専用であることが示されており、その画面の中にはある注釈がついている。それによると「PC版、モバイル版も配信されますが、配信開始から少なくとも6か月間は、PlayStation5以外のゲーム機向けには配信されません。」とのこと。
ちなみに、同じくHoYoverseが展開しているタイトルである『崩壊:スターレイル』の場合、PlayStation公式PVにおいては、「一定期間、PlayStation以外のゲーム機向けには配信されません。」という文面となっている。期間は不明であるものの、こちらも時限独占であることが明記されている。
今回の公式動画の記述によれば、『ゼンレスゾーンゼロ』においては配信開始後6か月が経過した時点でPlayStation 5における独占契約は終わるということになるのだろう。時限独占期間が終了したのちに他コンソールで本作が配信されるかどうかは現在も不明ではあるが、『崩壊:スターレイル』と違い独占配信の期間が発表された点は興味深い。本作が今後他プラットフォームで展開されるのかどうかについても、今後の動向が注目されるところだろう。
『ゼンレスゾーンゼロ』はPC(HoYoPlay/Epic Gamesストア)/PS5/Android/iOS向けに基本プレイ無料で配信中だ。