「8番ライク」参拝シミュレーター『Yatsumeguri | 八つ巡』発表。怪異を見つけるまで抜け出せない、無限参拝ループ


パブリッシャーのPULSMOは7月10日、参拝ウォーキングシミュレーター『Yatsumeguri | 八つ巡』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、ゲーム内インターフェイスは日本語表示に対応予定。

『Yatsumeguri | 八つ巡』は、とある神社を舞台とする一人称視点のウォーキングシミュレーターだ。本作においてプレイヤーは不可解な神社に囚われた身となっており、神社の掟に従いながら参拝をおこない、神社からの脱出を試みることとなる。

神社の掟は3つ、“怪異を見つけたら拝殿の鈴を鳴らして入口に戻る”こと、“怪異がなければ何もせずに入り口に戻る”こと、そして“蝋燭を8つ灯す”ことだ。Steamストアページにて公開されている映像からは怪異の一部を確認することができる。怪異は黒い人影が突然出現したり、古いに日本人形が出現したり、いくつかの演出が用意されているようだ。プレイヤーが異変に気付き、怪異の発生に気付けるかがカギとなる。

Steamストアページによると、本作のプレイ時間はおよそ15分から60分を想定しているとのこと。また怪異のなかには「ゲーム内音声」を使用するものもあるため、スピーカーやヘッドホンでのプレイが推奨されている。内容は短いながらも、バリエーション豊富な“怪異”演出に期待がもてそうだ。


8つの蝋燭を灯すために、怪異を探し続けるゲームプレイなど、本作のゲームプレイはKOTAKE CREATEが手がけた『8番出口』を彷彿とさせる。Steamストアページにおいても本作は『8番出口』にインスパイアされた短編ウォーキングシミュレーターであることが発表されている。

8番出口』は2023年11月にPC(Steam)向けにリリースされた作品で、間違い探しホラーとして高い評価を獲得した作品だ。さらに関連作品として、続編の『8番のりば』がPC(Steam)向けに配信されている。どちらもSteamユーザーレビューにおいて85%以上を好評とする「非常に好評」ステータスを獲得しているヒット作だ。

一方『Yatsumeguri | 八つ巡』を手がけるPULSMOは、脱出アドベンチャーゲーム『脱出ゲーム 迷い猫の旅2-Stray Cat Doors2-』などを手掛けた開発元だ。かわいいキャラクターと共に謎を解いていくファンシーな過去作品とうってかわって、本作は神社という和風なロケーションを舞台とした和風『8番出口』ライクとして打ち出される作品となるようだ。和風特有の怪異演出にも期待したい。


Yatsumeguri | 八つ巡』は、Steam(PC)向けに配信予定。和風な『8番出口』ライクな本作が気になる人は、ぜひ本作をウィッシュリストに加えてみてはいかがだろうか。