『FF14』「黄金のレガシー」のバクージャジャに、妙に熱い視線集まる。頭ふたつで2倍そそられる俺様系妖艶トカゲ獣人


ファイナルファンタジーXIV』(以下、『FF14』)では、最新拡張ディスク「黄金のレガシー」のアーリーアクセスが6月28日に開始され、7月2日に正式リリースされた。そして「黄金のレガシー」にて初登場した双頭のトカゲ獣人・バクージャジャへと、国内外の一部ユーザーから熱視線が注がれている。なお本稿には「黄金のレガシー」冒頭のネタバレが含まれるため、留意されたい。

「黄金のレガシー」は、『FF14』の5つ目の拡張ディスクだ。舞台はエオルゼア西方に位置する新大陸「トラル」。光の戦士は大陸の王女・ウクラマトの依頼を受け、新たなる王を決める「継承の儀」への助力をすることとなる。多くの人々や文化に触れつつ、ウクラマトを王にすべく陰ながら支えていく光の戦士の旅路は、やがて思いもよらぬ方向に向かっていく。


バクージャジャは「継承の儀」に出場する対立候補である。マムージャ族のなかでも優秀とされる「双頭」の個体であり、王族ではないものの、武闘大会の優勝者という実績を引っ提げて参加権を得た実力者だ。ひとつ頭の同胞を見下す言動をする、“俺様系”かつ“ヒール”的な役回りのキャラクターである。そんなバクージャジャが何故か国内外から「熱い視線」を集めている。

バクージャジャについてX(旧Twitter)にて検索をすると、やや刺激強めなファンアートが多く見受けられる。ゲーム内グラフィックでも筋肉質な肢体を持ち、色香漂うバクージャジャ。特筆すべきはその衣装である。際どくぴったりとした前貼りのような股部分と、太ももを覆う布地の隙間に何故か存在する絶対領域。彼が何を思ってセクシーな内ももを見せつけているのかは不明だが、少なくとも国内外の一部ユーザーからの視線がここに注がれていることは間違いない。「黄金のレガシー」ではグラフィックアップデートによって質感描写の向上した『FF14』だが、そのせいで獣人の肌の艶かしさまでアップデートされているとは恐れ入る。ところで彼の前貼り部分がややボリュームに欠けるのは、爬虫類系であるがゆえに体内に“格納”されているためだろうか。彼がもつ謎のひとつである。


内面的な話で言えば、やはり双頭であり、頭ごとに異なる人格をもつがゆえの「一粒で二度美味しさ」が魅力となっている。頭がふたつあるということは、彼に劣情を向けたとき、2倍の感想が返ってくるということだ。向かって左の「戦の頭」が憤っていても、向かって右の「魔の頭」は笑って許してくれるかもしれない。また性格が異なりつつも隣り合うふたつの頭の間で、どのような日常が繰り広げられているのかも気になるところ。そうした“お得感”も、彼が注目を集める一因と言えるだろう。

一部ユーザーから妙に熱い視線を向けられているバクージャジャ。母数は少ないながらも国内外で沸々と人気を高めており、色気のあるファンアートもさまざま描かれている。刺激の強めなイラストもあるため留意してほしいが、興味のある人はSNS上でも「バクージャジャ(Bakool Ja Ja)」の魅力に迫ってみるのもいいかもしれない。

FF14』は、PC(Steam/Windows/Mac)/PS4/PS5/Xbox Series X|S 向けに発売中だ。


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