高評価・剣闘士オートバトルシム『Gladiator Guild Manager』正式リリース、なんと半額セール中。勝負は「準備」で決まる、おまかせ戦闘チーム編成&育成戦略ゲーム
パブリッシャーのGrab The Games/Gamera Games/UpgradePointは6月23日、Entertainment Forgeが手がける『Gladiator Guild Manager』を正式リリースした。対応プラットフォームはPC(Steam)で、価格は税込1700円。また現在セールが開催されており、7月7日まで50%となる税込850円で購入可能だ。ゲーム内は日本語表示に対応している。
『Gladiator Guild Manager』はオートバトルシミュレーションゲームだ。プレイヤーは剣と魔法のファンタジー世界にて剣闘士チームを運営。アリーナに参加したり、クエストをこなしたりして剣闘士たちを育て、戦いを勝ち抜いていく。
本作の戦闘はオートで進行。剣闘士たちは耐久力が高いナイトや間接攻撃が可能なアーチャーなど、さまざまなクラスが存在。プレイヤーは敵の編成を確認しつつチームの構成や配置を考え、戦闘をこなしていくことになる。剣闘士はレベルアップすれば指定の能力が上げられるほか、装備品や特性などで強化することが可能である。
ゲームモードはストーリーモードと大会モードが用意。大会モードはどんどん強くなる敵を相手に戦い続け、どこまで進めるか挑戦する戦闘中心のモードである。一方のストーリーモードは、時間経過の存在する世界にて剣闘士チームを運営していく。世界には3つの派閥が存在し、それぞれの派閥の評判により発生するクエストやエンディングが変化。そうした世界でギルドに施設を建てたりしてチームを発展させつつ、すべての大会に参加し優勝することを目指す。
本作は2021年10月にSteamにて早期アクセスが開始されていた。Steamユーザーレビューでは、本稿執筆時点で約2300件中81%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。戦闘がオートで進行し編成や配置によって勝敗が変わるところが、気軽に遊べながらも戦略性があるとして好評を得た。一方でネガティブな特性をもつ剣闘士を雇う価値がないところなど、剣闘士の雇用や育成の仕様などを課題とする意見も見受けられる。
そんな本作が、今回6月23日にバージョン1.0として正式リリースされた。リリースにともなっておこなわれたアプデでは、剣闘士の特性システムが刷新されている。これまではキャラごとに固有だった特性が付け外しできるようになり、アップグレードも可能に。複数の特性を組み合わせ、好みのビルドを構築できるようになった。さらにキャラの能力を振りなおせる施設なども追加され、全体として育成がしやすくなっている。
またアイテムの仕様が変更され、店でレアな品が売られなくなったかわりに、ワークショップでアップグレードすることができるようになった。さらに派閥からの評判を上げた際に特別な報酬が得られるようになり、アイテムや強力な剣闘士などを受け取れるようになったという。そのほか、UIの調整やバグの修正など、小さな改善もおこなわれているとのことだ。
また開発元のEntertainment ForgeはSteamの本作公式ニュースにて、正式リリースに際してコメントを発表。早期アクセス配信開始時点と比べて本作のコンテンツ量は倍以上に増えたとして、サポートしてくれたプレイヤーたちに感謝の言葉を伝えている。フィードバックのおかげで、当初の構想よりもよい作品にすることができたとのこと。なお本作は正式リリース後も複数のアプデがおこなわれており、開発は継続されている様子。今後のさらなる発展も期待されるところだ。
『Gladiator Guild Manager』はPC(Steam)向けに配信中だ。価格は税込1700円。また現在セールが開催されており、7月7日まで50%となる税込850円で購入可能だ。ゲーム内は日本語表示に対応している。