寂しい夜を乗り越えるゲーム『よりそいデリバリー』発表、7月配信へ。『限界OL海へ行く』開発元が描く、賑やかほっこり夜更かし物語


国内のゲーム制作スタジオ超OK(veryOK)は6月24日、『よりそいデリバリー』のSteamストアページを公開した。同作は7月にリリース予定。ストアページ公開に合わせて、トレイラーも公開されている。

『よりそいデリバリー』は、そばにいてくれるだけのデリバリーを頼んで夜ふかしをする、寂しい夜のためのADVである。本作の舞台は、「よりそいデリバリー」というちょっと怪しげなアプリが存在する世界だ。SNS上の広告によると、よりそいデリバリーは寂しい時のためのサービスで、何も手伝ってはくれないものの、寂しくなくなるまで隣にいてくれるのだという。

本作の主人公はある眠れない夜に、SNSで見かけたおかしな広告を思い出し、アプリ「よりそいデリバリー」をインストール。アプリを起動すると瞬時に部屋が光に包まれ、次の瞬間には1人の少女が目の前に立っていた。キャラクターとしては、明るく元気なユーコやクールで優しいカンミ、不安定なライカ、一部で人気の配信者スペラなどが登場。彼女たちと共に、騒がしく楽しい夜が繰り広げられる。


寂しい夜を過ごす主人公の物語は、探索型のアドベンチャーゲームとして展開される。プレイヤーは主人公を操作し、マップ内を移動。気になる場所を調べると、ストーリーが進んでいく。また動画やスクリーンショットでは、本作の一部のシーンが映されている。主人公はよりそいデリバリーでやってきた少女たちと、一緒にゲームをプレイしたり、部屋の中にあるモノについて話したりなど、賑やかな時間を過ごしていくようだ。寂しい1人の部屋が、「よりそいデリバリー」によって騒がしい空間へと変わっていくのだろう。なお本作のエンディングは1種類。想定プレイ時間は1時間ほどとされている。

 


本作を手がけている超OKは、クルステ氏による国内のゲーム制作スタジオだ。過去作としては、『PHRASEFIGHT』や『ツキササリーナ』などをリリース。2024年1月にリリースした『限界OL海へ行く』では、記事執筆時点でSteamのユーザーレビュー69件中95%の好評を得てステータス「非常に好評」を獲得している。

本作の制作では、クルステ氏がグラフィック/シナリオ/プログラムを担当。Atree氏が、前作『限界OL海へ行く』から引き続きサウンドを手がけている。前作同様、身近な感情を扱っている点も特徴だろう。


『よりそいデリバリー』は、PC(Steam)向けに7月リリース予定だ。