エイリアン吸収変異アクション『Otherskin』発表。倒したエイリアンを吸収して変身、羽を生やしたり舌を伸ばしたりして危険な惑星を探検する


パブリッシャー/デベロッパーのFDG Entertainmentは6月20日、『Otherskin』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2024年第4四半期に配信予定。ストアページの表記によるとゲーム内は日本語表示に対応予定だ。

『Otherskin』は惑星探検アクションアドベンチャーゲームだ。舞台となるのは、ヴァンダーマイアという名の惑星である。同星は絶滅した種族「マグナ」の故郷であり、宇宙に広がる“腐敗”の源だと考えられている。プレイヤーはハイテクスーツを身にまとう女性エージェント、アレックスとなり、宇宙全体の脅威である腐敗を封じ込める手段を見つけるため、危険に満ちた星を探検する。


本作では、近接戦闘と遠距離武器を組み合わせた戦闘が展開されるとのこと。TPS風の操作で敵を銃撃したり、あるいは近距離武器で空中の敵にコンボを決めたりすることができるようだ。近接戦闘と遠距離武器の切り替えは容易にできるとのことで、いろいろなスタイルで戦闘を楽しむことができそうだ。

また主人公のアレックスは、エイリアンを吸収し、体を変異させる能力をもつという。公開されたトレイラーでは、虫を倒した後に吸収し、その後背中から羽を生やして飛行しているシーンなどが存在。遭遇した敵などを倒し吸収することで、主人公の能力が増えていくようだ。そうした変異能力を駆使して障害を乗り越えていく、ジャンプアクション要素も用意されるとのことである。

そのほかにもアレックスは、ハイテクスーツを装備。ハイテクスーツにはAIボイスが搭載されており、またアップグレードすることで武器の威力や敏捷性などが高まっていくという。そうしてスーツを強化したりエイリアンの能力を集めたりして主人公をパワーアップさせつつ、美しくも危険に満ちた星ヴァンダーマイアを探索していくことになるようだ。


本作の開発はドイツに拠点を置くFDG Entertainmentと、フランスのゲームスタジオGame Atelierが共同でおこなっているとのこと。両スタジオが過去に共同で開発したゲームとしては、『モンスターボーイ 呪われた王国』が存在。同作は『モンスターワールド』シリーズの新作として、オリジナル版を手がけた西澤龍一氏の監修のもと制作された。Steamユーザーレビューでは、本稿執筆時点で約2100件中89%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。高評価の2Dアクションを手がけた両スタジオより、今度はオリジナルタイトルとして本作が打ち出されるかたちである。

『Otherskin』はPC(Steam)向けに、2024年第4四半期に配信予定。ストアページの表記によるとゲーム内は日本語表示に対応予定だ。また後日、コンソール向けへの対応が改めて発表される予定とのこと。