トルコ神話魔法作成アクション『The Nightscarred: Forgotten Gods』発表。ルーンを活用して自由に呪文作り、暗殺・蹴りまで使いこなして冥界の軍勢と戦う
デベロッパーのShadowfall Studiosは6月12日、『The Nightscarred: Forgotten Gods』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S。Steamストアページの表記によると、ゲーム内は日本語表示に対応予定だ。
『The Nightscarred: Forgotten Gods』は一人称視点のアクションゲームだ。ソロプレイおよび2人協力プレイに対応予定。舞台となるのは、トルコ神話を基にしたという世界だ。本作の世界では生と死の世界のバランスが乱れ、死の神エルリックが生者の世界へ侵攻しようとしている。エルリックの娘は父を止めようとしたが、闇の力を奪われたうえに冥界を追放されてしまった。プレイヤーはこの追放された死の神の娘として冒険し、侵攻を止めて生と死の世界のバランスを取り戻すことを目指す。
ゲームプレイは、ストーリーを追うかたちで進めていくことになるようだ。主人公は悪役として始まるが、やがて道徳的に曖昧なキャラクターへとなっていくとのこと。どうやらダークヒーロー的な存在として描かれるようである。プレイヤーは冥界の侵略を止めるために戦うことになると思われるが、単純な善悪で割り切れる話にはならないということなのだろう。
戦闘では、剣や呪文を駆使して敵と戦いを繰り広げていくことになる様子。プレイスタイルは自由に選べるそうで、ステルス重視で立ち回ったり、あるいは正面から戦いを仕掛けたりすることができるという。近接攻撃と呪文はそれぞれ別々におこなうことができ、またキックで敵を蹴り落とすこともできるとのことで、ハイスピードなバトルが展開されることが謳われている。
また本作では呪文を自由に作成することが可能という。ルーンを集めて組み合わせることで、属性や詠唱方法など性能をカスタマイズしていけるようだ。公開された映像では、遠くの敵に火を放ったり地面を氷づけにしたりしているシーンが確認できる。また念動力を使い、物理演算パズルを解くといった要素も用意されるようだ。プレイスタイルや状況に合わせて、さまざまな呪文を製作していくことになるのだろう。
本作を手がけるShadowfall Studiosはトルコ・イスタンブールに拠点を置くゲームスタジオだ。元CI GamesのDoğa Can Yanıkoğlu氏らによって、2022年に設立されたという。スタジオとしては本作がデビュー作になるとのことだ。
『The Nightscarred: Forgotten Gods』はPC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S向けに配信予定だ。Steamストアページの表記によると、ゲーム内は日本語表示に対応予定。