オープンワールドゲーム『スター・ウォーズ 無法者たち』では帝国を怒らせると「指名手配」され“本気”で追い回される。本格ゲームプレイ映像でいろいろお披露目


Ubisoftは6月11日、オープンワールド・アクションアドベンチャーゲーム『スター・ウォーズ 無法者たち(Star Wars Outlaws)』のゲームプレイ映像を披露した。本作はPC(Ubisoft Connect)/PS5/Xbox Series X|S向けに、8月30日に発売予定。

『スター・ウォーズ 無法者たち』は、「スター・ウォーズ」を題材にしたシングルプレイのオープンワールド・アクションアドベンチャーゲームだ。『ディビジョン』シリーズなどで知られるMassive EntertainmentなどがLucasfilm Gamesと協力して開発し、映画「スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲」と「スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還」の中間にあたる時期の銀河系を舞台にしたオリジナルストーリーが描かれる。

本作では、映画シリーズで登場したものに加え新たな惑星も登場し、主人公ケイ・ヴェスは相棒のニックスと共に、自由と新たな人生を求めて冒険。銀河帝国が反乱同盟軍を追い詰める一方で、裏社会の犯罪組織が繁栄を極めているなか、ずる賢い悪党であるケイたちは、戦闘や盗みの依頼を引き受ける。そうして銀河系犯罪シンジケートで上手く立ち回り、銀河系の最重要指名手配犯へと成り上がるのだ。


今回披露された約10分間のゲームプレイ紹介トレイラーから本作のゲームプレイの詳細が公開。たとえば本作ではアビリティ(Abilities)を強化するために技能のエキスパート(Experts)を探し出す必要があるという。映像ではブラスターのエキスパートを見つけるまでの道のりが紹介。宇宙船トレイルブレイザーによるドッグファイトや、惑星着陸後の街の探索シーン、スピーダー・バイクでのフィールド移動などが披露。またステルスを交えた探索・戦闘シーンも確認できる。

そしてゲーム概要トレイラーにおいては、ストーリーのあらすじや、ニックスと協力しながらの戦闘シーンが紹介。索敵や侵入などには犯罪スキルやツールを駆使できるほか、ニックスに指示して敵をかく乱することも可能だ。またスキル次第で派手な戦闘も可能となる模様。


またミッションの中では選択を迫られるシーンもあり、選択に応じて勢力からの評判が変化。手荒な解決手段をとることもできるようで、リスクを冒すほど報酬もあがり、シンジケートからの注目も集まるという。

さらに映像では銀河帝国からの指名手配システムについても公開。画面上に「WANTED」と表示され、帝国軍からの攻撃を受けている様子が確認できる。また“手柄を上げる”につれて相手になる敵も変化を見せるという。

なお先日には本作のクリエイティブディレクターJulian Gerighty氏が、海外メディアEntertainment Weeklyに向けて、『Grand Theft Auto』シリーズのような指名手配システムの存在を示唆していた。手配度の上昇に応じて強敵に追われるようになるシステムなるようで、最大では黒い装甲服に身を包んだエリート兵であるデス・トルーパーを相手にすることになるという。今回の映像でもちらりとデス・トルーパーの後ろ姿が確認できる。AT-ST ウォーカーやタイ・ファイターの猛攻を受けるシーンもみられ、兵器からも追われることになるのかもしれない。


このほか映像ではさまざまなロケーションも紹介。ジャングルの生い茂るアキヴァや古代都市が広がるキジーミ、サバンナ地帯を擁するトシャラ、砂漠の惑星タトゥイーンなどが登場するという。トレイルブレイザーで惑星間を移動し、先述の映像のように着陸した惑星をスピーダー・バイクで駆け抜けることになるようだ。

8月30日に発売の迫る本作。今回明かされたふたつの映像ではそれぞれ本格的なゲームプレイを確認でき、宇宙を股にかける無法者の冒険に期待が高まるところだろう。帝国からの指名手配システムなど特徴的なシステムも紹介されており、今後の続報も注目される。

スター・ウォーズ 無法者たち(Star Wars Outlaws)』は、PC(Ubisoft Connect)/PS5/Xbox Series X|S向けに8月30日発売予定だ。ゴールドエディションおよびアルティメットエディションにはシーズンパスが同梱され、購入者は発売日の3日前からプレイ可能となる。