オープンワールド現代魔女生活ゲーム『Crescent County』発表。モーター付きの空飛ぶ箒で飛び回り、レースや住民との交流で新生活をエンジョイ
Electric Saintは6月10日、オープンワールド魔女生活ゲーム『Crescent County』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/Xbox One/Xbox Series X|S。
本作の舞台は魔女たちの住む島。主人公のルゥ(Lu)はいとこの空き家に引っ越してきたばかりで、仕事を探している。プレイヤーはルゥとして魔女の島の住民と交流。言い争ったり、時には恋に落ちたりしながら、新しい場所で自分の居場所を見つけるために、新生活を楽しむことになるようだ。空飛ぶ箒にまたがり、昼間は配達員として仕事をし、夜は仲良くなったキャラクターたちとドライブをすることもできる。トレイラーで表現されているポップな世界観と自由に飛び回る爽快なゲームプレイ映像が印象的だ。
ゲームプレイにおいては空飛ぶモーター箒(Motorbroom)でオープンワールドを自由に飛び回り、昼は配達員として仕事をしながらお金を稼ぐことになる。荷物配達のほかにも電線修理、羊追いなど多彩な仕事があるようだ。また地元住民の困りごとを解決することもできるとのこと。稼いだお金で箒を改造することもでき、シギルシール(Sigil Seal)を貼ることでフェイズシフトやタイムリワインドといった特殊能力を発動させることもできるという。優秀な箒であればあるほど、より多くの仕事をこなすことができるだろう。
夜は新生活で作った友人を相手に、ドライブや刺激的なレースを楽しめるようだ。ドリフトや特殊能力を駆使して、風力発電所や廃墟など、さまざまな場所を舞台にレースができるという。また本作では主人公の住む家を自由に飾り付けることもできる。テーブルやソファーなどの家具を集めて、住民を自宅に呼んでさまざまなアクティビティができるという。新生活での住民たちとの交流や、さまざまな人間関係をめぐる物語も本作で描かれるのだろう。
本作を手がけるのはElectric Saint。Anna Hollinrake氏およびPavle Mihajlovic氏によるスタジオだ。Anna氏は過去に『Fall Guys』にてリードアーティストを務めた人物で、本作ではクリエイティブディレクターを担当する。同氏によると、本作のゲームプレイは「魔女の宅急便」の宅配サービスと「AKIRA」のバイク描写に着想を得ているという。新進気鋭のスタジオが手がける魔女生活ゲームの登場を楽しみにしたい。
『Crescent County』はPC(Steam)/Xbox One/Xbox Series X|Sにて発売予定。