『ドラゴンエイジ』新作、『ドラゴンエイジ: ヴェイルの守護者』にタイトル変更。6月12日についにゲームプレイ映像お披露目へ

BioWareは6月6日、開発中である『ドラゴンエイジ』シリーズ新作のタイトルを『Dragon Age: The Veilguard(ドラゴンエイジ: ヴェイルの守護者)』に決定したと発表した。

BioWareは6月6日、開発中である『ドラゴンエイジ』シリーズ新作のタイトルを『Dragon Age: The Veilguard(ドラゴンエイジ: ヴェイルの守護者)』に決定したと発表した。本作は『Dragon Age: Dreadwolf(ドラゴンエイジ: 戦慄のオオカミ)』として2022年に正式発表されており、タイトルが変更されたかたち。

『ドラゴンエイジ』シリーズは、BioWareが手がけるファンタジーRPGシリーズだ。『マスエフェクト』シリーズなどと並び、BioWareの看板といえるフランチャイズ。2009年発売の『ドラゴンエイジ: オリジンズ』を皮切りとして3作品がメインシリーズとして展開されている。

そして『ドラゴンエイジ: ヴェイルの守護者』は、『ドラゴンエイジ』シリーズの最新作だ。対応プラットフォームは、PC(Steam/Epic Gamesストア)/PlayStation/Xbox Series X|Sとされている。本作では過去作と同様にセダスの大地を舞台として、冒険が繰り広げられる。セダスにはかつてない新たなリーダーが必要とされているといい、プレイヤーは来たる嵐に立ち向かう仲間たちを集め、チームとしてまとめ上げることとなるようだ。


本作は2024年夏に「全貌公開」として詳細の情報公開を控えていた。そんな中、今回BioWareの公式ブログにて、タイトルの変更が明かされた。

本作のエグゼクティブプロデューサー兼BioWareのゼネラルマネージャーのGary McKay氏によれば、本作には仲間として7人の個性的なキャラが登場。それぞれに深いストーリーが用意されているという。そしてプレイヤーがゲーム内で下す決断が、そのキャラとの関係、ひいてはキャラの人生にさえ影響を与えることとなるようだ。

Gary氏いわく、本作をプレイする上で核となるのは、敵たる戦慄のオオカミ(the Dread Wolf)ではなく、プレイヤーと仲間たちにあるとしている。元のタイトルでは、そうした仲間たちに対するスタジオの強い思いが伝わらなかったとして、今回のタイトル変更となったようだ。タイトルを変更することで、本作の方向性をはっきりと提示する意図があるのだろう。本作では、仲間たちとのやり取りが重要になりそうだ。


なお『ドラゴンエイジ: ヴェイルの守護者』の最新情報としては、6月12日午前0時より、YouTube上で、オープニングから15分以上のゲームプレイを公開する予定とのこと。今までも本作に関する映像自体は公開されていた。しかし舞台になると思われる街や風景などが中心であり、具体的なプレイ映像は公開されてこなかった。初のゲームプレイ映像お披露目ということで、期待が高まるところだ。

またGary氏によると、「いくつか特別なサプライズを用意している(we’ve got a few special surprises for you)」とのこと。ゲームプレイ映像以外の何らかの情報も公開されるとみられ、注目したい。

ドラゴンエイジ: ヴェイルの守護者』はPC(Steam/Epic Gamesストア)/PlayStation/Xbox Series X|S向けに開発中だ。

Kosuke Takenaka
Kosuke Takenaka

ジャンルを問わず遊びますが、ホラーは苦手で、毎度飛び上がっています。プレイだけでなく観戦も大好きで、モニターにかじりつく日々です。

記事本文: 921