協力マルチホラー『Lethal Company』アプデv55では運転できる「車両」登場へ。危険な屋外を一気に移動したり仲間を轢いたり、6月25日ごろ配信予定

Zeekerss氏は6月3日、『Lethal Company』のバージョン55に向けてティザートレイラーを公開した。新たに追加されると思われる車両の姿を確認可能。

個人デベロッパーのZeekerss氏は6月3日、『Lethal Company』のバージョン55に向けてティザートレイラーを公開した。対応プラットフォームはPC(Steam)。公開された映像からは本作で新たに追加されると思われる車両の姿を確認可能。バージョン55の配信時期については「6月25日、もしくはそれ以前(June 25 Or sooner)」とされている。

『Lethal Company』は、最大4人協力プレイ対応のホラーゲームだ。プレイヤーは「Company」の契約社員として放棄された衛星に向かい、廃工場や野外などを探索して物品を回収。無事に生還し、期限内に課せられたノルマを達成することを目的とする。


既存バージョンにおいてプレイヤーはノルマを達成するために、衛星に存在する施設内へと向かい物品を集めることとなる。プレイヤーは物品を施設から宇宙船へと運搬する際、いちど野外マップを経由しなければならない。野外マップにおいては「音を察知する」犬型の生命体や、プレイヤーを追跡する巨人などが出現。これらの敵は日が沈むと活発化するため、時間ギリギリまで施設内から物品を回収しようとするプレイヤーにとっての大きな試練となる。

このたび公開された「Version 55 - Release Date Announcement Trailer」においては、そんな野外マップを縦横無尽に走り回る車両の姿を確認することができる。車両は野外マップでの移動を可能とするようで、夜にはフロントライトを点灯させることもできるようだ。プレイヤーを施設から宇宙船まで素早く移動させるための手段として、新たに追加される要素となるのだろう。なお動画内においては「ほかの社員を轢いてみないか」というナレーションが入っていることから、安全運転を心掛ける必要があるのかもしれない。


ティザートレイラーからはプレイヤーが車両を使って物品を運搬できるのかは確認することができないものの、仮に運搬が可能である場合は安全性の高い、新たな手段として重宝されることだろう。一方で前述のとおり本作の野外マップには「音」を判別方法として襲ってくる生物も存在するため、車両の音が察知されるかどうかも注目される。車両に耐久値があるのかや、燃料が必要となるのかも気になるところだ。

また本作において使用するアイテムの多くはプレイヤーが宇宙船のコンピュータから料金を支払い、注文をおこなうことで空中輸送されてくる仕様だ。車両が初期の段階で使用可能なのか、はたまた同様の方法で注文をおこなう必要があるのかは現時点では不明。スペックやコストの有無など、大きな新要素となる車両についてのより詳しい情報はバージョン55の公式パッチノートに期待しよう。


『Lethal Company』は、PC(Steam)向けに早期アクセス配信中だ。最新アップデート、バージョン55は6月25日ごろ配信予定。衛星での作業がさらに充実しそうな本作の今後が気になる人は、ぜひ本作のSteamページをフォローしてみるといいだろう。

Mayo Kawano
Mayo Kawano

豪州在住の薬剤師およびにゲーム翻訳者。サバイバルクラフトゲームを主食として、ステルスゲームはデザートとする。

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