トラウマ解消・都市脱出ゲーム『雑音系少年少女』発表。記憶喪失の少年少女が過去の痛みと向き合い、迷宮都市の謎に迫る

ダンクハーツは5月25日、『雑音系少年少女』を発表した。トラウマ解消系謎解きアドベンチャーゲームである。

株式会社ダンクハーツは5月25日、『雑音系少年少女』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2024年に発売予定。発表に合わせて、公式サイトやSteamのストアページも公開されている。

『雑音系少年少女』は、過去に囚われた少年少女がトラウマと対峙して脱出を目指す、トラウマ解消系謎解きアドベンチャーゲームである。本作の舞台は、人々のノイズ(トラウマ)が牢獄になったという迷宮都市・雑音スクランブルシティだ。本作ではそんな迷宮都市にて、過去に囚われた少年少女が眼を覚ます。自身のノイズを克服することで、街からの脱出を目指していく。

キャラクターとしては、強がりかつ疑心暗鬼な少女ホノカや、妬みに苛まされる少年イツキ、嘘つき動画投稿者の少女ヒヨリ、自己肯定感皆無の少年カイト、お節介焼き愚直少年のソウト、特撮好きなツンドラ系少女ゼナなどが登場。6人の記憶喪失の少年少女たちが、迷宮都市を探索して世界の謎へと迫っていく。少年少女たちがトラウマや過去と対峙する様子や、衝撃的なストーリーが描かれるようだ。

 


記憶喪失の少年少女たちは、街中に散らばる記憶の欠片を集めて痛みを思い出していく。迷宮都市にはいくつもの部屋が存在し、各所には記憶の欠片が散らばっている。本作でプレイヤーは、各キャラクターのトラウマが具現化したいびつな部屋を探索。謎を解き明かすことで、迷宮都市からの脱出を目指す。

また画面内を調査することでノイズの断片を集まり、キャラクターたちが過去のトラウマを思い出す。彼らの過去を理解すると、謎解きのヒントが得られるという。謎解きとストーリーが密接に関わるゲームプレイが展開されるそうだ。そのほか公開された動画などでは、格闘ゲームのような画面や、配信画面風のシーンなども存在。迷宮都市からの脱出劇は、豊かな演出を交えつつ展開していくのだろう。

 


本作は、株式会社ダンクハーツが開発している。同社は、ソーシャルゲームの開発などをおこなってきた国内の企業。公式サイトによれば、『ヒーロー’sパーク』や『輝星のREBELLION』といったタイトルをスマートフォン向けに開発・配信してきたようだ。本作はそんなダンクハーツによる、PC(Steam)向けのタイトルとなる。またプレスリリースによると、本作では『ヒーロー’sパーク』でキャラクターデザインやアートディレクションなどを担当したMYU氏が制作に携わっているそうだ。

雑音系少年少女』は、PC(Steam)向けに2024年発売予定だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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