『Civilization VI』、非暴力主義&宗教に強みを持つインド文明の紹介動画公開。率いるのは毎度おなじみのガンジー
『Sid Meier’s Civilization VI』の発売まで残すところあと約2か月弱となり、公式サイトでは続々と仕様に関する情報が発表されている。現在のところ、肝心な本作の勝利条件については未発表となっているが、本作の新要素や、前作と比較して大きく変更もある個性的な各文明の概要については随時リリースされている状況となっている。
『Civilization』シリーズは、複数の文明(指導者)の中からひとつを選択し、技術や文明を発達させつつ他国との戦争を含んだ外交を展開し、複数の勝利条件のうちいずれかを狙って運営を行うストラテジーゲーム。指導者は各文明(国家)の歴史を語る上で欠かせない人物ばかり。「リソースを確保して強力な軍隊を編成し、他国を制圧する」に留まらない戦略展開が可能である。さらに、プレイするたびにランダムに生成される大陸の形状、資源によっては実際の歴史とは違った展開(例えば大量の石油と国土に恵まれた日本、など)が可能といった魅力も持っている。
『Civilization VI』インドの指導者は前作に引き続きガンジー
今月30日にはインドの参戦に関する情報が発表された。指導者はシリーズおなじみのガンジーであること、今までと同様に宗教の信仰心に強みを持つ文明となることが明らかとなった。
さてガンジーと言えば、過去作品においては非暴力主義だが核配備による圧倒的抑止力を好む、というインド人もビックリな仕様(もともとはバグだったのだが)が異彩を放っていたが、果たして今作ではどのような裏特性を持つのか、楽しみなところである。
固有ユニットはヴァル、新要素の固有施設は階段井戸
固有ユニットは、前作と同じく巨大な象がインパクトのある騎兵ユニットのヴァル。前作では「地形のペナルティを受けない協力な戦車弓兵」という位置づけであったが、本作では隣接した敵ユニットの能力を低下させる、というこれまたインドの非戦争的な特性に合わせたものに変更されている。
本作新要素となる固有施設であるが、インドは「階段井戸」となり、食料や住居を産出する効果をもち、さらに聖地に隣接していると信仰心も産出するポイントとなる。こちらもまた前作が都市防衛に特化した「ムガル要塞」であったことを踏まえると、より内政的となった。
これで既に発表されている11か国(アメリカ、イギリス、日本、中国、フランス、ブラジル、エジプト、スキタイ、ドイツ、スペイン、アステカ)と合わせて12か国の概要が明らかとなった。
『Sid Meier’s Civilization VI』は10月21日発売予定。対応プラットフォームはWindows。SteamやAmazonなどで通常版が7000円、サウンドトラックやDLCがセットになったDigital Deluxe版が9000円で予約可能。