メカ軍団PvPオートバトラー『Mechabellum』最新アプデで4人乱闘実装。NPCも入り混じった未来メカ戦略バトル
Paradox Interactive内レーベルのParadox Arcは5月16日、『Mechabellum』に向けてアップデート0.8.1を配信した。アップデートでは、4人乱闘モード(4-Player Brawl game mode)の実装をはじめとした、さまざまな要素が追加、調整されている。
『Mechabellum』は、機械ユニットを率いて戦う、オンライン対戦対応のオートバトル・ストラテジーゲーム。対応プラットフォームはPC(Steam)。ストアページでは日本語に対応していないとされているが、ゲーム内は日本語表示に対応している。
舞台となるのは植民地化が始まったはるか遠い星、ファー・アウェイ。プレイヤーはそこで、メカ軍団の司令官として戦う。さまざまな機械からなる自軍を編成して、敵との戦闘に臨むこととなる。ゲームプレイでは、「オートバトル」ジャンルとして自動で展開される戦闘が特徴。各ユニットはそれぞれ異なった特徴をもつ。またユニットなどの強化もおこなうことができ、自軍の構成をより強力にしていくこともできる。
そんな本作に向けて、5月16日に配信されたアップデート0.8.1では、まず4人乱闘が実装された。4人乱闘モードでは他の3人のプレイヤーと戦いつつ、画面中央に位置しているNPCとも戦うこととなる。プレイヤーは対戦相手を倒すとポイントを獲得。
加えてマップ中央にある補給船を撃破すると、より多くのユニットやアップグレードが獲得できる。とはいえNPCはもっともパフォーマンスの高いプレイヤーに対して特別に防御を固めてくるため、継続して有利を取り続けるのは難しいだろう。
なおこのモードでは、通常のゲームモードと比較すると格段に多いユニットが展開されるため、ハードウェアに負荷がかかる。そのためParadox Arcは、4人乱闘モードをミドルエンド/ローエンドのPCで遊ぶ際にはある程度のラグを感じる可能性があるとしている。パフォーマンスの向上は、今後のアップデートにおける優先事項のひとつとなっているものの、アップデートがおこなわれるまでは、そうしたラグについては「ご容赦ください(we want to thank you for your patience!)」と述べている。
今回のアップデートでは4人乱闘モードの実装以外にも、バランス調整がおこなわれている。たとえばバルカンについては、アンロックにかかるコストが上昇した後パフォーマンスが低くなっていたという。そのため中・小型ユニットへの有効性を高めるため、スプラッシュの距離が12から15へと向上している。またマスタングでは「高爆発性弾薬」を使用した際の攻撃力減少値が40%から30%へと調整され、よりダメージを与えやすくなっている。一方で、価格は150から200へと上昇している。そのほか各種ユニットには調整が加えられている。詳細については公式パッチノート(英語)を参照されたい。
『Mechabellum』はPC(Steam)向けに早期アクセス配信中だ。