『ゴースト・オブ・ツシマ』PC版、さっそく大人気。最適化なども評価を受け、約4年越しの移植でもロケットスタート

ソニー・インタラクティブエンタテインメントは5月17日、『Ghost of Tsushima DIRECTOR’S CUT』のPC(Steam/Epic Gamesストア)版を発売した。本作はさっそく好評を博すロケットスタートを切っている。

ソニー・インタラクティブエンタテインメントは5月17日、オープンワールド時代劇アクションゲーム『Ghost of Tsushima DIRECTOR’S CUT』のPC(Steam/Epic Gamesストア)版を発売した。オリジナル版の『Ghost of Tsushima(ゴースト・オブ・ツシマ)』から約4年経ったタイミングでのPC版販売にも関わらず、多くのユーザーによってプレイされ、好評を博すロケットスタートを切っている。

『Ghost of Tsushima Director’s Cut』は、『ゴースト・オブ・ツシマ』の完全版にあたるゲームだ。『ゴースト・オブ・ツシマ』は、13世紀の日本における蒙古襲来をテーマとしたオープンワールドアクションゲーム。舞台となるのは、モンゴル帝国/大元による侵攻を受けた対馬だ。対馬の武士団唯一の生き残り・境井仁は、たとえ侍の道に反した邪道に手を染めることになっても対馬の民を守ろうと決意。冥府から蘇った「冥人(くろうど)」として、あらゆる手段を使い、故郷を敵の手から取り戻すこととなる。

『Ghost of Tsushima Director’s Cut』では、オリジナル版で追加されたオンライン協力マルチプレイモードである「Legends/冥人奇譚」モードを収録。また壱岐島を舞台とするストーリー「壹岐之譚」などが追加されている。


『Ghost of Tsushima Director’s Cut』はすでにPS5/PS4向けに2021年8月20日に発売されており、本日5月17日よりPC向けにSteamおよびEpic Gamesストアでも発売されたかたちだ。PC版では、ウルトラワイドモニターへの対応や、NVIDIA DLSS 3およびAMD FSR 3のサポート、フレームレートのアンロックオプションなどが特徴となる。

SteamDBによれば、本作は日本時間5月17日0時にリリースされてからさっそく同時接続プレイヤー数が爆増。2時間ほどでプレイヤー数はピークの5万7934人を記録した。その後、本稿執筆時点でも4万人以上がプレイしているという盛況っぷりを見せている。


Steamユーザーレビューにおいても、すでに3000件以上のレビューが寄せられている。好評率は83%となる「非常に好評」ステータス。なお本作PC版では、マルチプレイモードをプレイするためにPlayStation Network(以下、PSN)アカウントへのサインインが必須。またPSNのサービス対象外地域の約170か国での販売が直前になって打ち切られたとみられる(関連記事)。そうしたシステム上の仕様や経緯が、不評レビューの一因となっているようだ。

一方で対馬や壹岐を舞台としたストーリーや、戦闘における攻略アプローチの自由度といったゲームプレイ部分は高い評価を集めている。PC向けの移植に際しての最適化面でも評価を受けており、持ち味であるビジュアル面でも好評が寄せられている。オリジナル版の発売から約4年経ってからのPC版移植となったものの、さっそく数多くのプレイヤーに遊ばれており、根強い人気を誇っているようだ。

『Ghost of Tsushima DIRECTOR’S CUT』はPC(Steam/Epic Gamesストア)向けに販売中。PS5/PS4向けにはすでに販売中だ。

Kosuke Takenaka
Kosuke Takenaka

ジャンルを問わず遊びますが、ホラーは苦手で、毎度飛び上がっています。プレイだけでなく観戦も大好きで、モニターにかじりつく日々です。

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