デッキ構築型ローグライト3マッチパズル『Neon Village』体験版公開。獲得したパズルピースのシナジーでお金を稼ぎ、借金返済と村の人口増加を目指す
個人ゲーム開発者のEncraft氏は5月15日、『Neon Village』の体験版を公開した。本作は2024年にPC(Steam)向けにリリース予定。あわせてSteamのストアページが公開されており、同ストアページより体験版がダウンロード可能となっている。
『Neon Village』は、3マッチパズルを遊びながらピースを獲得して村を発展させていく、デッキ構築型ローグライトパズルゲームだ。本作でプレイヤーは、3マッチパズルを遊ぶことで、村を発展させていく。基本的なルールとしては、いわゆる3マッチパズルのシステムに近いものとなっている。本作では5×6マスの盤面に、色とりどりのピースが並んでいる。縦か横の1列に3個以上同じ色のピースが並ぶと、同色で並んだピースが消滅。プレイヤーはターンごとに、盤上のピースを隣接したピースと入れ替え、同じ色を揃えてピース消していく。
本作ではそんな3マッチパズルのルールへ、村を発展させる目的とローグライク要素が導入されている。本作ではピースを消すとコインが増え、ターンごとに人口が増加する。コインは、一定ターンごとに発生する銀行への返済などに使用。銀行への支払いが滞ると、その時点でゲームオーバーになってしまう。一方、村の人口700人の達成がゲームプレイの目的となっている。本作ではコインを稼いで銀行への返済を進めながら、村の発展を目指すわけだ。
ただし、本作では銀行への返済金額が毎回増加する。最初は十分に支払える金額であるものの、未開の村ではすぐに支払えない瞬間が訪れてしまう。そこでプレイヤーは、新たなピースを獲得して村を豊かにする。本作ではピースをいくらか消すと、盤面に出現するピースを獲得できる。ピースには、それぞれ消した際の獲得コイン量や能力などが存在。具体的なピースとしては、消した際に人口を追加で獲得するあかちゃんや、あかちゃんが周囲にあると獲得コイン量が増加するイヌ、10回消すと破壊されるビールなど、150種類以上のピースが用意されている。ランダムな3択から獲得ピースを選び、ピース同士のシナジーを活かして、銀行への返済と人口増加を達成するのだ。
本作は、個人ゲーム開発者のEncraft氏が開発している。今回公開された体験版では、開発中のバージョンがプレイできる。3マッチパズルをベースに、新たなピースを獲得して村を構築するローグライト要素など、本作の基本的なゲームプレイが体験可能だ。
また本作では、正式リリースに向けて体験版がアップデートされるという。具体的には、ゲームクリア時間などを表示する機能や、ゲームパッドへの対応、バランス調整などが実施予定。新機能「建物」も追加予定となっており、建物によってデッキ構築の幅が広がるそうだ。
『Neon Village』は、PC(Steam)向けに2024年リリース予定。体験版はSteamのストアページにて公開中だ。