ダーク超常推理ゲーム『超探偵事件簿 レインコード プラス』ではロード時間が大幅短縮へ。グラフィック美麗化されつつ快適に遊べる

スパイク・チュンソフトは5月9日、『超探偵事件簿 レインコード プラス』の最新情報を公開した。4K解像度に対応し、ロード時間の大幅短縮も実現されているという。

スパイク・チュンソフトは5月9日、『超探偵事件簿 レインコード プラス』の最新情報を公開した。本作では4K解像度に対応し、ギャラリーモードが追加。ロード時間の大幅短縮も実現されているという。発表に合わせて公式サイトやSteamのストアページなども公開されている。


『超探偵事件簿 レインコード プラス』は、2023年6月に発売されたNintendo Switch用ソフト『超探偵事件簿 レインコード』に追加要素などをプラスした移植版。オリジナルの『超探偵事件簿 レインコード』は、『ダンガンロンパ』シリーズの制作陣が手がけたダークファンタジー推理アクションゲームである。

本作の舞台は、超巨大企業アマテラス社によって支配された街・カナイ区だ。同区では奇妙な雨が降り続く中、未解決事件が多発していた。本作ではそんなカナイ区へ、「世界探偵機構」に所属する特殊な力をもった超探偵たちが来訪。記憶喪失の主人公ユーマ・ココヘッドと死に神ちゃんは、超探偵たちの力を借りながら事件と対峙していく。奇妙な雨が降り続く街に隠された大きな秘密に迫る、超探偵たちの物語が繰り広げられる。


ユーマと死に神ちゃんは事件発生後、まずは事件現場や街などで調査をおこなう。カナイ区を歩き回り、聞き込みや探索などによって証拠を集めていくのだ。ユーマは超探偵たちの探偵特殊能力を共有し、借りる力をもつ。探索中には特殊能力を生かした調査も展開される。また現実世界での調査がある程度進むと、謎が具現化した「謎迷宮」が出現。ユーマと死に神ちゃんは謎迷宮内にて謎を解き明かすことで、真実へと迫っていく。謎迷宮内では、謎怪人の放つ主張を避けつつ証拠を突きつける「推理デスマッチ」など、ちょっとしたアクションも用意されている。本作では街での調査やアクション要素も交えながら、事件の謎へ挑んでいくのだ。

本作の売上としては、発売から約1か月後の8月に全世界累計出荷本数30万本を達成している。リリース後は、プレイヤーからロード時間の長さを指摘されつつも、ストーリーなどについて一定の評価を得ている。なお2023年11月のアップデートには、ロードの改善も含まれていた。

 



『超探偵事件簿 レインコード プラス』は、そんな『超探偵事件簿 レインコード』にいくつかの機能強化や追加要素をプラスしたバージョンとなる。大きな点としては、本バージョンでは4K解像度でのゲームプレイに対応している。対応する画面解像度が向上し、陰影やディテールがより精細に表現。謎に満ちたカナイ区や謎迷宮などが、美麗なグラフィックで描写される。

また変更点としては、ロード時間の短縮も挙げられている。本作Nintnedo Switch版では、リリース後SNS上などでロード時間の長さが指摘されてきた。本バージョンではロード時間の大幅な短縮が実現されており、テンポよく快適にプレイできるそうだ。そのほかNintendo Switch版でDLCとして配信されていた5つのサブストーリーがすべて収録。閲覧済みのイベントシーンやBGMなどが確認できるギャラリーモードも新規追加されている。快適に遊びやすくなった移植版となるわけだ。


超探偵事件簿 レインコード プラス』は、PlayStation 5/Xbox Series X|S/PC(Steam)向けに7月18日発売予定。通常版の価格は税込6985円となっている。デジタルデラックスエディションは税込7920円で、デジタルアートブック/サウンドトラックが付属。またPS5版を予約購入すると、本作のシナリオを担当した小高和剛氏監修の書き下ろし小説「超探偵のなり方 ハララ=ナイトメアの場合」が特典としてもらえるそうだ。PS5向けのパッケージ版には、店舗特典も用意されている。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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