クトゥルフ神話ホラーFPS『Decadent』発表。元軍人がオカルト装備を駆使して北極圏を探検、正気を保ちつつ暴力と知恵で戦う

パブリッシャーのFulqrum Publishingは4月6日、Incantation Gamesが手がける『Decadent』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/PS5/Xbox Series X|Sで、2025年発売予定。

パブリッシャーのFulqrum Publishingは4月6日、Incantation Gamesが手がける『Decadent』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/PS5/Xbox Series X|Sで、2025年発売予定だ。

『Decadent』は、作家H.P.ラヴクラフト氏が手がけた「クトゥルフ神話」の世界観をもつホラーFPSだ。舞台となるのは第一次世界大戦後の時代の北極圏。主人公のJohn Lornは、第一次世界大戦に従軍した経験をもつオカルト探検家だ。彼はとある実験に失敗した結果、奇妙な寄生体の宿主となってしまっている。Lornは自らの最後の探検として北極圏へおもむくと、行方不明になっていたミスカトニック大学探検隊の痕跡を発見する。探検隊には、Lornの疎遠となっている息子も参加していたようだ。そうしてLornは、愛する者を救うため未知の恐怖と戦うことになるという。

本作にはリアルタイムで変化する正気(sanity)システムが存在。正気が減ってくると幻覚を見たりパニックを起こしたりと、ゲームプレイに悪影響が出るという。探索を進めれば役立つアーティファクトを入手できる可能性もあるが、自らの破滅を招く恐れもあるとのこと。主人公の正気度を管理し、リスクを考慮しつつ探検していく必要があるようだ。

装備としては1920年代のオーソドックスな銃器のほかに、オカルト的な武器やアイテムが用意されるという。呪いのかかったピストルや、宇宙生物の生体兵器などが登場するとのことだ。新たな装備を手に入れることで、探索できる範囲が広がっていくという。舞台となる北極圏には森林や氷河、地底湖や遺跡など、さまざまなロケーションが登場。そうした地でプレイヤーは、極地に潜んでいた異様な水棲生物や彼らを信仰する邪悪な部族などと戦っていくことになるそうだ。

 


本作の販売元であるFulqrum Publishingは、これまでにも『Lovecraft’s Untold Stories』や『Forgive Me Father』などクトゥルフ神話をテーマとした作品の販売を複数手がけてきているパブリッシャーだ。現在Steamで開催されているイベント「Lovecraftian Days」に合わせて、同社より新たなコズミックホラーゲームが発表されたかたちである。

『Decadent』はPC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S向けに、2025年発売予定だ。

Akihiro Sakurai
Akihiro Sakurai

気になったゲームは色々遊びますが、放っておくと延々とストラテジーゲームをやっています。でも一番好きなのはテンポの速い3Dアクションです

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