『ファイナルファンタジーXVI』大型DLC「The Rising Tide《海の慟哭》」4月18日配信へ。新フィールドで繰り広げられる新たな旅路
スクウェア・エニックスは3月23日、『ファイナルファンタジーXVI』のDLC第2弾「The Rising Tide《海の慟哭》」を4月18日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPS5。「The Rising Tide《海の慟哭》」の価格は税込2420円となる予定で、第1弾「Echoes of the Fallen《空の残響》」とセットになった税込3080円のエキスパンションパスも用意されている。
『ファイナルファンタジーXVI』は、『ファイナルファンタジー』シリーズのナンバリング最新作であるアクションRPGだ。舞台となるヴァリスゼアでは、クリスタルの巨塊「マザークリスタル」によって供給されるエーテルを頼りに人々が暮らしていた。この世界ではそれぞれの国がマザークリスタルを保有することで均衡が保たれていたものの、「黒の一帯」に蝕まれることでそのバランスは崩れつつあった。主人公となるのは、クライヴ・ロズフィールド。ロザリア公国の第一王子であるクライヴは、王位を継ぐ弟を守るナイトとして鍛錬を続けていたが、とある悲劇へと巻き込まれていく。
本作に向けてはふたつのDLCが用意され、第1弾となる「Echoes of the Fallen《空の残響》」は昨年2023年12月8日に配信開始。そして今回、今春配信予定とされていた第2弾「The Rising Tide《海の慟哭》」の配信日が4月18日になることが明かされたかたちだ。なおDLC第1弾を所持していなくともDLC第2弾「The Rising Tide《海の慟哭》」のコンテンツはプレイ可能だそうだ。
「The Rising Tide《海の慟哭》」では、追加ストーリー《海の慟哭》をプレイ可能。DLC第1弾と同じく、本編のメインストーリーの最終章となるチャプター《オリジン》にて「ワールドマップからオリジンに入る」に到達しており、クエスト「白銀の君」をクリアしていることが開始条件となる。なお「白銀の君」の受注には、クエスト「姫君のお針子」および「不死鳥に癒しを」と「受け継ぎし炎」を完了している必要がある。
《海の慟哭》では、新たなフィールド「ミシディア」が登場。澄み渡る青空と豊かな自然に囲まれた地域だという。原生林には多くの魔物が生息する一方、人が暮らす唯一の集落も存在しているそうだ。さらにミシディアには、「時の祭壇」という遺跡も存在。トンベリ族や魔物たちの棲み処になっているという。
また《海の慟哭》では新召喚獣「リヴァイアサン」が登場。水の力を用いた遠隔攻撃をクライヴの新たな能力として獲得することが可能だ。さらに、探究の旅の果てにクライヴはリヴァイアサン以外の新たなる力を手にすることになるという。
このほか、ミシディアにある集落ではさまざまなサブクエストを受注可能。中にはリスキーモブ級の強敵との戦いも待ち受けているそうだ。また本編および《海の慟哭》をクリアすることでアンロックできる、新要素「カイロスゲート」も実装。次々と現れる敵を倒しながら最新層を目指すバトルコンテンツになるそうだ。
ほかには購入特典としてゲーム内アイテムも用意。『ファイナルファンタジーXIV』の光の戦士が使っていた剣を再現した「コルタナ」、および拠点のオーケストリオンで特別なBGMを再生できる「楽譜《天より降りし力》」と「楽譜《混沌の渦動》」が追加される。それぞれ本編のメインストーリーがチャプター《邂逅》に到達後、メインメニューのシステムの「アイテムポスト」に届くそうだ。
いよいよ4月18日に配信されるDLC第2弾「The Rising Tide《海の慟哭》」。新天地ミシディアで繰り広げられる新たな物語や、旅の果てにクライヴが獲得するという力にも注目したい。
『ファイナルファンタジーXVI』はPS5向けに発売中だ。DLC第1弾「Echoes of the Fallen《空の残響》」が配信中で、DLC第2弾「The Rising Tide《海の慟哭》」は4月18日に配信予定だ。それぞれ個別に購入可能なほか、セットでお安く購入できる「エキスパンションパス」も用意されている。
なお『ファイナルファンタジーXVI』はPC向けの移植版も開発中となっている(関連記事)。