マーベルゲーム『Marvel 1943: Rise of Hydra』正式発表。キャプテン・アメリカとブラックパンサーがナチス支配下のパリに潜入、「ヒドラ」の野望に立ち向かう

Marvel Entertainmentは3月21日、『Marvel 1943: Rise of Hydra』を正式発表し、2025年に発売すると告知した。「キャプテン・アメリカ」と「ブラックパンサー」が登場するゲームだ。

Marvel Entertainmentは3月21日、『Marvel 1943: Rise of Hydra』を正式発表し、2025年に発売すると告知した。“ゲーム内から直接抜粋”されたというトレイラーが披露されている。


『Marvel 1943: Rise of Hydra』は、マーベル・コミックのスーパーヒーロー「キャプテン・アメリカ」と「ブラックパンサー」が登場するゲームだ。第二次世界大戦中の1943年、ナチス・ドイツ占領下のパリが舞台となるようだ。

キャプテン・アメリカはハウリング・コマンドーズのガブリエル・ジョーンズと共にパリに潜入。一方のブラックパンサーはティ・チャラの祖父にあたるアズーリで、ナナリと共にパリを訪れていた。戦争の混乱の中で暗躍する秘密組織「ヒドラ(Hydra)」の陰謀に立ち向かう、4人の戦いが描かれるようだ。


本作を手がけるのは映画製作会社Skydance Media傘下のゲームスタジオSkydance New Mediaだ。Amy Hennig氏およびJulian Beak氏が共同プレジデントとして率いている。Hennig氏はNaughty Dogで『アンチャーテッド』シリーズのクリエイティブディレクターやリードライターを担当していたほか、Beak氏はElectronic Artsで『バトルフィールド ハードライン』のシニアプロデューサーなどを務めてきた業界のベテランだ。

同スタジオは2022年9月に「キャプテン・アメリカ」と「ブラックパンサー」のゲームを開発中であると発表していた。今回タイトルが『Marvel 1943: Rise of Hydra』となることが明かされ、正式発表となったかたちだ。

本作はゲームエンジンUnreal Engine 5で開発されており、同ゲームエンジンの基調講演「State of Unreal」のなかで正式発表となった。同講演に登壇したHennig氏によると、トレイラーの映像はすべて、ゲーム内から直接抜粋されたものだという。Unreal Engine 5でリアルタイムに構築された映像であり、発表用に作られたデモ映像ではないそうだ。

映像ではスーパーヒーローたちの姿や都市部や郊外などさまざまなロケーションが精細に描かれている。また終盤ではまだ面識のないキャプテン・アメリカとブラックパンサーが対峙するシーンも見られる。ゲームプレイや物語についての続報も注目したい。

Marvel 1943: Rise of Hydra』は2025年発売予定だ。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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