納税街づくりローグライト『超増税大国』発表。お手軽操作で“稼げる街”をつくり、重くなる税金と戦う

インディーゲーム制作チーム・ソラマメ工房は3月15日、『超増税大国』を発表した。増税に負けない街を建設していく、街づくりローグライトゲームである。

インディーゲーム制作チーム・ソラマメ工房は3月15日、『超増税大国』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2024年内発売予定。発表に合わせて、Steamストアページが公開されている。


『超増税大国』は、繰り返される増税に負けない街を建設していく、街づくりローグライトゲームである。本作の舞台は、繰り返し増税がおこなわれている国だ。プレイヤーは、施設を建設して街づくりを実施。税金によって破綻しないように、街を経営していく。税金と戦う、街づくりが描かれる。


本作の納税と街づくりの日々は、手軽なゲームプレイによって繰り広げられる。本作では3つの中から建設する施設を選択。マップに配置するだけで、建築が完了するようだ。さらに街には、従業員がランダムに移動している。彼らが施設に入ると作業をおこない、報酬を獲得できる。また制限時間終了後には納税が待っており、税金が支払えなければ街の経営が破綻して、ゲームオーバーとなってしまう。本作では、選択によって施設を建設し、作り上げた街から収入を得て、税金を支払っていくわけだ。


要素としては、本作には100種類以上の施設が存在している。プレスリリースによるとそれぞれ独自の効果をもっており、施設同士のシナジーなども存在。建設場所によって結果が大きく変わったり、効果が上手くかみあうと大金も稼げたりするという。また納税後には、さまざまな効果をもつアイテムが獲得可能。アイテムを組み合わせて、街をさらに発展させることになるようだ。そのほか本作では、ドット絵のグラフィックによって納税の日々が表現。お手軽な操作と可愛らしいドット絵によって、気の重くなる税金との戦いが描かれるのだろう。


本作を手がけているソラマメ工房は、のっぽ氏とShuka氏によるインディーゲーム制作チームだ。X(旧Twitter)アカウントによると、両氏はゲーム会社に務めるプログラマ。過去作としては、のっぽ氏は2023年12月に、YouTubeライブで配信者と視聴者が遊べるお絵描きクイズゲーム『ライブピクト』を無料配信してきた。本作『超増税大国』については、のっぽ氏のXアカウントなどにて制作中の様子が伝えられてきたが、今回正式に発表となった。またのっぽ氏のポストによると、本作は5月に開催される「東京ゲームダンジョン5」にも参加予定であるそうだ。

『超増税大国』は、PC(Steam)向けに2024年発売予定だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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