サイバーパンク犯罪捜査ゲーム『Nobody Wants to Die』発表。モラルなき近未来の大都市にて、富裕層を狙う連続殺人鬼に迫る

PLAIONは3月13日、『Nobody Wants to Die』を発表した。サイバーパンクな世界観をもつ犯罪捜査アドベンチャーゲームだ。

PLAIONは3月13日、『Nobody Wants to Die』を発表した。PC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S向けに2024年内に発売予定。Steamストアページ表記によると、本作は日本語表示にも対応する見込みだ。


『Nobody Wants to Die』はサイバーパンクな世界観をもつ犯罪捜査アドベンチャーゲームだ。舞台となるのは2329年のニューヨーク。技術の進歩により人類はメモリーバンクに意識を保存し、身体を“交換”することが可能になった。ただしそうした技術の恩恵にあずかれるのは「サブスクリプション」を支払える層に限られていた。本作では、永遠の命が実現されモラルが消え去ろうとしているディストピアでの物語が描かれる。

プレイヤーは刑事ジェームズ・カラとして、若き警官サラ・カイと協力しながら都市の支配層を狙う連続殺人鬼を追うことになる。ジェームズは時間を操るデバイスなど高度な技術を活用できるといい、事件現場で起こったことを再現しながら調査に臨むそうだ。そうして殺人鬼を追ううちに、ジェームズは都市の支配層の闇に迫っていくという。

 


本作はゲームエンジンにUnreal Engine 5が採用されているそうで、写実的なグラフィックも特徴としてアピールされている。公開されている映像やスクリーンショットを見るに、どこかレトロさを残したサイバーパンクな雰囲気の近未来世界が描かれるようだ。精細に表現された未来のニューヨークの街並みも本作の持ち味となるのだろう。

本作を手がけるのはポーランドに拠点を置くCritical Hit Games。2020年に設立された新興スタジオで、さまざまなAAA(大規模開発)ゲームに携わってきた開発者たちにより創業されたそうだ。本作は同スタジオの初開発作品として、Epic Gamesのクリエイター支援プログラム「Epic MegaGrants」や、ポーランド共和国文化・国家遺産省からの助成金を受けつつ開発されてきたとのこと。このたびPLAIONのパブリッシングによりお披露目となった。リッチなグラフィックで展開される、近未来世界の刑事物語に注目したい。

『Nobody Wants to Die』はPC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S向けに発売予定だ。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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