デッキ構築オンライン対戦『Duelists of Eden』好評スタート。約500円で遊べる、『ロックマンエグゼ』風ハイテンポ戦略アクションカードバトル

Thomas Moon Kang氏は3月8日、デッキ構築オンライン対戦ゲーム『Duelists of Eden』をリリースした。対応プラットフォームはPC(Steam)で、日本語表示対応。本作はリリース後早速好評を博している。

インディー開発者のThomas Moon Kang氏は3月8日、デッキ構築オンライン対戦ゲーム『Duelists of Eden』をリリースした。対応プラットフォームはPC(Steam)。ゲーム内は日本語表示に対応している。本作はリリース後さっそく好評を博している。


本作はデッキ構築オンライン対戦ゲームだ。2020年にリリースされたデッキ構築型アクションゲーム『One Step From Eden』のその後の世界が舞台となっている。前作『One Step From Eden』は、『ロックマンエグゼ』シリーズや『Slay the Spire』から影響を受け制作されている。同作はグリッド上で戦う戦略性とハイテンポなバトル、デッキ構築を組み合わせた作品として、非常に高い評価を獲得している。

そして『Duelists of Eden』は、『One Step From Eden』のシステムをベースに、オンライン対戦に特化。さらに、前作にも登場していたキャラクターが引き続き登場。ゲームプレイとしては、4×4マスのタイルに区切られた自陣と敵陣が向かい合ったフィールドを自由に動きつつ戦闘をおこなう。主な攻撃手段としてはスペルを使用。このスペルをカードのデッキとして組んでおき、選択・使用することとなるのだ。バトルはリアルタイムで進行し、スペルを組み合わせたコンボや、敵のスペルを回避したりなどと、ハイスピードに繰り広げられる戦闘が特徴だ。


本作は3月8日のリリース後さっそくプレイヤーが集まり、好評が寄せられている。本稿執筆時点で、ユーザーレビューでは358件中96%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。前作『One Step From Eden』でも高い評価を集めていた、複数のスペルを活かしてコンボを組み立てる戦略性や、テンポよく繰り広げられるスピーディーな戦闘が引き続き好評を博している。

加えて前作にない要素も評価されている。まず新規プレイアブルキャラクターとしてニーラやメイプルなどが追加。さらに構築したデッキの相乗効果やコンボを試すためのトレーニングやリプレイといった、新たに追加されたモードも好評だ。PvEからPvPに特化した本作ならではの、対戦関連のモードも充実しており、対戦特化の新作としてブラッシュアップされた点も評価を受けているかたちだ。なお本作は定価が税込580円で、3月15日までリリース記念セールとして10%オフとなる税込522円で販売中。比較的安価ながら充実した要素を備えている点も高評価に繋がっているようだ。

一方で本稿執筆時点では、UIの一部操作しづらさや、わかりづらさなどが課題として指摘されている。またマッチングでは、マッチの検索範囲を指定できないといった使いづらさなども課題として挙げられている。とはいえ本作では、リリース以降さっそくアップデートが複数回実施されている。そのたびマッチメイキング修正などのアップデートやバグ修正がおこなわれており、ユーザーからの報告やフィードバックに速やかに対応されているのだろう。今後新スペルや新キャラクターの追加といった、コンテンツの追加もおこなわれていくのかも気になるところだ。

『Duelists of Eden』はPC(Steam)向けに販売中。なおリリース記念セールとして、3月15日まで定価580円の10%オフである522円での購入が可能となっている(いずれも税込)。

Kosuke Takenaka
Kosuke Takenaka

ジャンルを問わず遊びますが、ホラーは苦手で、毎度飛び上がっています。プレイだけでなく観戦も大好きで、モニターにかじりつく日々です。

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