『ファイナルファンタジーVII リバース』は、 禁止区間なしで全編配信可能。ただしサムネイルも含めてネタバレに配慮して

スクウェア・エニックスは2月22日、『FINAL FANTASY VII REBIRTH(ファイナルファンタジーVII リバース、FF7リバース)』の配信ガイドラインを公開した。同作では配信禁止区間は設けられておらず、全編に渡ってのゲーム実況などが可能。

スクウェア・エニックスは2月22日、『FINAL FANTASY VII REBIRTH(ファイナルファンタジーVII リバース、FF7リバース)』の配信ガイドラインを公開した。同作では配信禁止区間は設けられておらず、全編に渡ってのゲーム実況などが可能。ただし「ネタバレあり」の注意表記に加えて、サムネイルでのネタバレにも配慮してほしいそうだ。


『FF7リバース』は、スクウェアから1997年に発売されたPlayStation用ソフト『FINAL FANTASY VII』リメイク3部作の2作目である。前作『FINAL FANTASY VII REMAKE』では、オリジナルではターン制だった戦闘をアクションベースへと変更。クラウドたちがミッドガルを脱出するまでの物語を、新たな要素を交えつつ現代水準の美麗なグラフィックで描かれていた。今作『FF7リバース』では、クラウドたちがミッドガルでの戦いを経て、広大な世界へ足を踏み出す。チョコボに乗って海から山まで駆け回れる、星を巡る壮大な旅の続きが描かれる。


公開された「生配信及び動画・画像投稿に関するガイドライン」によると、本作では特に配信禁止区間などは設けられておらず、一部コンテンツを除いて配信が可能であるようだ。本ガイドラインに従うと、本作のファンキットや公式サイト上のテキストや動画、本作内のテキストや撮影した動画、本作内の楽曲や音楽データなどが利用可能とされている。

利用できる範囲としては、ゲームプレイの配信などによって法人から給与を得ている場合などには、個人名義のソーシャル・ネットワーキング・サービスや、動画共有サイト。個人の場合にはブログや動画共有サイト、ソーシャル・ネットワーキング・サービスなどとされている。ただし本作のうち、デジタルアートブック及びデジタルミニサントラに収録されるコンテンツは利用の対象外とされている。ガイドラインを見る限り、配信禁止区間は設けられておらず、配信当日から全編に渡って配信が可能なのだろう。ガイドラインの詳細については、スクウェア・エニックスの公式サイトを確認してほしい。

前作『FINAL FANTASY VII REMAKE』のガイドラインでは、録画・撮影禁止区間に設定されている部分の利用は対象外。作中において録画・撮影禁止区間と表示されているシーンは、生配信や動画投稿が許可されていなかった。 本作『FF7リバース』では、前作よりも生配信や動画投稿に寛容なガイドラインになっているわけだ。

公式X(旧Twitter)アカウント上には配信ガイドラインの公開にあわせて、本作のクリエイティブ・ディレクター野村哲也氏からのコメントが掲載されている。同氏のコメントによれば、今回は実況配信などでプレイを共有する楽しさも踏まえて、配信禁止区間はなしにしたという。ただし、SNS/動画サイトなどでゲームシナリオに大きく関わるシーンに触れる場合には「ネタバレあり」などの注意表記をしてほしいとのこと。動画のサムネイルでも、できるだけシナリオに大きく関わるシーンの使用に配慮してほしいという。サムネイルも含めて、クリアまでネタバレを避けたい人への配慮が期待されているようだ。

FF7リバース』は、PlayStation 5向けに2月29日発売予定だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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