SNSネタ盛り盛りのデッキ構築ローグライト『スーパーキーボードマン』発表。ネットミームだらけの世界で著名人相手に絵文字バトル

Cr3 Studioは2月18日、ローグライトゲーム『Super Media Hero(スーパーキーボードマン)』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。ゲーム内は日本語インターフェイスに対応予定だ。

インディーデベロッパ―のCr3 Studioは2月18日、ローグライトゲーム『Super Media Hero(スーパーキーボードマン)』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。ゲーム内は日本語インターフェイスに対応予定だ。


『スーパーキーボードマン』は、デッキ構築要素を兼ね備えたローグライトなバトルゲームだ。プレイヤーはインターネットのヒーローとなるため、SNSを通して著名人相手にバトルを仕掛けていくこととなる。バトルはプレイヤーのデッキを基に自動的に進行する。本作にはパークなどを使用したデッキ構築システムが存在し、組み合わせ次第で戦闘スタイルを変更していくことが可能となっている。バトルする相手に応じて、柔軟にデッキ構築をおこなっていく必要がありそうだ。

なお本作のストーリーモードに登場するキャラクターはアメリカ合衆国大統領やゲーム監督など、実在の人物がモデルとされているようだ。キャラクターたちとは対立関係となる以外にも、ダイレクトメッセージなどでフレンドとして友情を深めることも可能となっている。


『スーパーキーボードマン』に登場する絵文字やパークには、それぞれ固有の能力が存在するようだ。たとえばウンチの絵文字は相手の攻撃力を低下させ、ヴァンパイアの絵文字は相手の体力を吸収することが可能。パークにおいては体力上昇や回避率上昇など、プレイヤーの基礎能力を高める能力などを確認することができる。本作には200種類以上のパークが登場し、ショップで購入するか、パーク同士を掛け合わせることで新規に発見することもできるようだ。また本作ではゲームオーバーが存在しないため、戦闘に敗北しても戦略を練り直して再挑戦することが可能となっている。

本作に登場するSNSでの投稿には「いいね」ボタンなどのリアクションボタンを通して、反応することが可能となっている。投稿される内容もさまざまで、「Welcome to Y(Yへようこそ)」や「Gamer Gal Bath Water(ゲーマーガールのお風呂の水)」など、過去に実際のインターネットを騒がせたネタが豊富に取り入れられているようだ。新旧さまざまなネットミームが登場するため、どこかで見たことがあるようなユーモラスなネタの数々を楽しむことができるだろう。

また本作にはランダムイベントも豊富に存在とのこと。ゲームプレイトレイラーにおいては、ランダムイベントとして「トロッコ問題」が取り挙げられている。ランダムイベントで選んだ選択によって引き起こされる結末も複数存在するようだ。新たなパークが開放されたり、物語やほかキャラクターとの人間関係などに影響を及ぼしたりなど、その後のプレイにも影響を及ぼしていくのだろう。


『スーパーキーボードマン』は、PC(Steam)向けに発売予定だ。ネットミームの頂点に立ち、インターネットのヒーローになってみたい人は、ぜひ本作をウィッシュリストに加えてみてはいかがだろうか。

Mayo Kawano
Mayo Kawano

豪州在住の薬剤師およびにゲーム翻訳者。サバイバルクラフトゲームを主食として、ステルスゲームはデザートとする。

記事本文: 272